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【楽天】塩見、5回無失点!今季初登板で1勝「戻って来られて本当にうれしい」

6/1(木) 6:32配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天6―0巨人(31日・Koboパーク宮城)

 腰痛のため出遅れていた楽天の塩見貴洋投手(28)が31日、今季初登板で初勝利を挙げた。巨人打線を相手に5回3安打無失点の好投。次回登板を見据えて早めの降板となったが、ようやく帰ってきた左腕が、ローテ5枚目の枠をしっかりつかみ取った。チームも4連勝で、貯金は今季最多の「20」となった。

 晴れやかな笑みを浮かべ、お立ち台に上がった。「苦しいリハビリに耐えて、戻って来られて本当にうれしい。(投球回が)5回でヒーローになっていいのかという思いが強いですが、野手の皆さんに打ってもらって、感謝しかないです」。毎回走者を許しながらも要所を締めるピッチング。塩見は「緊張した」と言いながら、テンポよく5回を投げ切った。

 痛みと悔しさをかみ締めてきた。久米島キャンプ中に発症したヘルニアによる腰痛。当初は寝返りも打てず、立っているのがやっとだった。2月下旬にブロック注射を打ち、そこから1週間の安静。「座り方、くしゃみの仕方、しゃがみ方は覚えました」。3月中旬に5メートル程度からキャッチボールを再開。「悔しい思いもあったんで」と、開幕後も1軍の試合はほとんど見なかった。厳しいウェートトレーニングにより、体重はキャンプイン時の80キロから6キロ増。2か月遅れたが、パワーアップした姿で1軍の舞台に戻ってきた。

 中継ぎ陣も踏ん張り、完封リレーで4連勝。貯金も今季最多の「20」に到達した。梨田昌孝監督(63)は「初めてにすれば、5回ゼロは素晴らしい。6連戦が続くので、やっと加わってくれて心強い」。岸、美馬、則本、辛島に続く太い5本目の柱。さらに戦力を加えたチームが、初の交流戦Vへ最高のスタートを切った。(山口 泰史)

最終更新:6/20(火) 21:55
スポーツ報知