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【映像】米軍ICBM迎撃実験に成功 ミサイル防衛能力の高さを証明

5/31(水) 11:40配信

AP通信

(バンデンバーグ アメリカ 5月30日 AP)― 米軍は30日、太平洋上で大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃実験を行い、模擬弾頭の迎撃に成功したと発表した。迎撃実験が行われたのは3年ぶりで、北朝鮮が開発中のICBMを標的にしたとみられる実験は今回が初めて。

カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から打上げられた迎撃ミサイルは、太平洋のマーシャル諸島クエゼリン環礁にある米軍テスト施設から発射された模擬弾頭を、大気圏外で迎撃した。今回の実験成功は、北朝鮮が米本土を攻撃可能なミサイルの精度を高める中、米軍のミサイル防衛能力の高さを示す指標となった。

270億円という巨額を費やした迎撃実験に成功したとはいえ、必ずしも北朝鮮が発射するICBMに対する防衛能力を証明したことにはならない。ピョンヤンが、ICBMに核弾頭を搭載する技術を確立するのも時間の問題とみられており、米軍の迎撃ミサイルを欺く精密な囮を開発する能力もあるといわれている。

米軍は2014年6月に行った迎撃実験でも成功しているが、長距離迎撃となると精度にバラツキがある。ミサイル迎撃システムは2004年には実戦配備可能といわれていたが、9回の迎撃実験でまだ4回しか成功していないのも事実だ。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:5/31(水) 11:40
AP通信