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県内観光の“移り変わり” 日本平ロープウェイ開業60年 静岡

5/31(水) 18:56配信

静岡放送(SBS)

静岡放送(SBS)

 切り立った山の地形と駿河湾を望む絶景を堪能することができる日本平ロープウェイ。5月31日で開業60周年を迎えました。このロープウェイが辿ってきた歴史は県内の観光の移り変わりを示しています。
 今からちょうど60年前、久能山東照宮と日本平を一つの観光資源とするため静岡鉄道がロープウェイを開業しました。
 東名高速道路の開通や日本平動物園の開業を追い風に一時は年間80万人以上の来場者が訪れ、静岡市の観光のけん引役となりました。静岡鉄道に40年以上勤務しロープウェイの所長を努めた板垣征夫さんはピーク時の様子をふりかえります。
 しかし、1990年代に入るとバブル経済が崩壊。消費が冷え込んだことや全国各地でテーマパークができたこともあり観光客が分散、利用客は一気に落ち込みました。しかし、客数はこの10年ほどでV字回復。その理由の一つが外国人観光客の急増です。
 富士山の世界遺産登録や静岡空港の開港を機に、日本平は外国人向けツアーに組み込まれるようになりました。
 英語、中国語、韓国語の3か国語対応のガイドのほかパンフレットの用意や無料Wi-Fiも整備しました。
 静岡市が誇る観光資源、日本平ロープウェイ。60周年を迎え、その戦略は外国人を取り込む方向へシフトしつつあります。

最終更新:5/31(水) 18:56
静岡放送(SBS)