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カッシーニ、土星の環の「キーラーの空隙」を捉える

5/31(水) 8:00配信

sorae.jp

現在土星の最終観測ミッションを行っている探査機「カッシーニ」ですが、そのカッシーニが最終ミッション「グランド・フィナーレ」に入る前に、「キーラーの空隙」と呼ばれる領域を撮影しました。
 
キーラーの隙間は土星の環の外側に位置する「A環」に存在します。これは土星の衛星「ダフニス」が周回することでこの隙間が維持され、またダフニスの重力の影響で縁が若干波打っているのも特徴です。このような現象は、「エンケの間隙」における衛星「パン」でも見られます。
 
画像の撮影は、2017年1月16日に行われました。撮影位置はダフニスから3万キロ遠方で、カッシーニに搭載された狭角光学カメラを利用しています。
 
NASAとESA(欧州宇宙機関)、イタリア宇宙機関によるカッシーニのミッションは、2017年9月15日に土星大気に突入することで衛星への影響を防ぎつつ終わります。さらに最終ミッションでは土星と土星の環の間を飛行することで、さらなる土星とその環、衛星に関する詳細観測を行う予定です。

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最終更新:5/31(水) 8:00
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