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ジビエ学ぶ動画公開 全35本「広く活用を」 ネット講座 振興協会

5/31(水) 7:06配信

日本農業新聞

 日本ジビエ振興協会は30日、野生鳥獣の肉(ジビエ)について幅広く学べるインターネット講座を公開した。野生鳥獣の捕獲から精肉加工、販売までのノウハウを専門家が指導する内容で、10分程度の動画を35本用意。空いている時間に、手軽に閲覧して学習できる。8月末までに申し込めば無料となる。狩猟者らジビエに関わる人の利用を広く呼び掛けている。

 政府が今月まとめた、ジビエの利用拡大に関する対応方針の一つ。講座は「ジビエビジネス入門」と題し、内閣府の補助事業で設けた。さまざまなネット講座を紹介するポータルサイト「地方創生カレッジ」で申し込む。ジビエの品質向上や安定供給に向け、狩猟者らの育成につなげる。

 東京国際大学商学部の伊藤匡美教授が講師となり、(1)ジビエ流通の条件と課題(2)解体処理・加工・流通のポイント(3)生産・販売を軌道に乗せた優良事例(4)ジビエビジネスの展開――の四つのテーマに沿って解説する。動画は計35回あり、テーマ別に公開して小テストを行い、合格すると別のテーマの新たな動画が閲覧できるようになる仕組みだ。自民党ジビエ議連の石破茂会長も登場し、ジビエの利用拡大への思いを語るという。

 動画は1本当たり10~20分で、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末でも閲覧できる。一つのテーマ当たり2、3時間で学習できる。最終試験で60点以上とれば、ジビエに精通した証しとして受講者に「修了証」を発行する。同協会は「講座を通じて、狩猟者に捕獲の仕方や衛生管理について再確認してほしい。ジビエを広く知ってもらうきっかけにもしたい」と期待する。

日本農業新聞

最終更新:5/31(水) 7:06
日本農業新聞