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桃田賢斗が決勝へ!日本ランキングサーキット大会男子シングルス準決勝

5/31(水) 15:40配信

バド×スピ!/バドミントン・マガジン

5月27日(土)に開幕した『2017年日本ランキングサーキット大会』(埼玉県さいたま市)。30日(火)は各種目の準決勝が行なわれた。

【動画】桃田賢斗1回戦後の会見コメント

復帰戦3試合目となる桃田賢斗(NTT東日本)は、武下利一(トナミ運輸)と対戦。第1ゲームは11-4と桃田リードで折り返すが、15-7から武下が5連続得点で15-12。その後、16-14まで詰められるも、ボディにクロスにと鋭いスマッシュを打ち分け、最後はフォアからストレートスマッシュを決めて21-15。桃田からは「ヨシッ!」の声と、小さなガッツポーズが出た。第2ゲームは武下がリードする展開から、桃田が追いつき14-14。互いに精度の高いショットと鋭いスマッシュ、高度なネットプレーで会場を沸かせ、桃田が20-17とマッチポイントを握る。しかし、武下は集中力を切らさず攻めて20-19。武下のセンターからのスマッシュがネットにかかってゲームオーバーとなると、桃田はこの日一番の大声で「ヨッシャー!」と叫んでガッツポーズ。喜びを爆発させた後は、初日から変わらず、体育館の四方に深く礼をしてコートを去った。

高校1年生にしてナショナルB代表の奈良岡功大(浪岡高)は、A代表の上田拓馬(日本ユニシス)に挑んだ。第1ゲームは奈良岡、第2ゲームは上田が奪い、勝負はファイナルゲームへ。4-9の劣勢から5連続得点で9-9とした奈良岡だが、上田は5連続得点で14-9と引き離し、さらに集中力を高めてラリーを展開。最後は奈良岡が上げそこなったロブを、上田が渾身のスマッシュ。1時間22分に及ぶ激闘を、雄叫びとガッツポーズでしめくくった。

試合結果

桃田賢斗(NTT東日本)2 [21-15、21-19]0 武下利一(トナミ運輸)
上田拓馬(日本ユニシス)2 [14-21、21-19、21-17] 1奈良岡功大(浪岡高)

31日・決勝の組み合わせ

桃田賢斗(NTT東日本)-上田拓馬(日本ユニシス)

準決勝後の各選手コメント

桃田賢斗
「今日の試合はラリーが長くてきつかったんですけど、自分の強い気持ち――感謝の気持ちであったり、コートに入れている喜びであったり、そのおかげで、1球1球辛抱強くプレーすることができました。武下選手はストロークがすごく上手な選手で、すべてをこなすオールラウンダーという印象がありましたが、そこは我慢するしかないと思っていました。最後は気持ちで勝てたんじゃないかなと思います。(決勝で対戦する)上田選手もお互い手の内を知っていて、簡単には決まらないと思いますし、長いラリーになると思うんですけど、明日も気持ちで負けないように、感謝の気持ちを持ってコートに立ちたいです」

武下利一
「お互い、立場は違いますけど、ナショナルチームに復帰することを目標にやっている者同士だと思っていたので、プレーのこともありますが、そういった気持ちを強く持って、気持ちの部分では負けないようにしようと思っていました。1ゲーム目はなかなかうまくいかなかったんですが、2ゲーム目から足も動いて相手の球にも慣れてきて、自分で考えながらできていた部分もあってうまく攻めることができていました。でも最後の最後、ちょっとしたところでミスが出てしまってのはもったいなかったです」

上田拓馬
「若い選手を僕みたいなベテランが止めなきゃいけないなと思っていました。1ゲーム目は攻めるかディフェンスで崩すかというところで迷いがあって中途半端なプレーになり取られてしまったんですけど、2G目は我慢して簡単に点数を取らせないことを心がけました。相手はディフェンスがいいので、攻め急がなかったこともよかったと思います。明日の決勝は、自分の持ち味である拾って拾ってチャンスで攻めるプレーをしてプレッシャーを与えられたらと思います」

奈良岡功大
「1ゲーム目を取って、2ゲーム目の中盤でスピードが下がったことが敗因でした。体力というより、相手のプレーがよかったこともありますし、気持ちの部分で少し弱気になってしまった部分があったと思います。ただ、自信を持って自分のプレーができたことは収穫。決勝に行きたかったので負けたことはすごく悔しいですが、今大会は去年より勝てたので、うれしい部分もあります。また頑張って練習をして、来年リベンジしたいです」

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