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佐藤琢磨のレースエンジニア「佐藤はチャンピオンの有力候補になった」

5/31(水) 9:43配信

motorsport.com 日本版

 アンドレッティ・オートスポートの佐藤琢磨は、インディ500の予選で4位、決勝では優勝を果たしたことで、合計137ポイントを獲得した。これで佐藤は、今季の獲得ポイント総数を234とし、シモン・パジェノー(ペンスキー)やスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)と並んでランキング2位。新たにポイントリーダーとなったエリオ・カストロネベス(ペンスキー)との差は、わずか11ポイントとなった。

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 佐藤琢磨は、今やインディカーの有力なタイトル候補となった。これについて尋ねられた佐藤のレースエンジニアであるギャレット・マザーシードは、motorsport.comの取材に次のように答えた。

「我々に有利なポイントが、いくつかあると思う」

「インディで強かったのなら、ポコノでも強いはずだ。その後のテキサスでは、我々は昨年、26号車(当時はカルロス・ムニョスがドライブ)がポールポジションを獲った。そして最初のスティントを支配したんだ」

「しかしレースは天候によって、中断することになった。我々が2カ月後に戻った時、それは全く異なる性格になっていた。そして我々にはマシンを調整する時間がなかった。だからレースの結果が、我々に出来ることを公平に反映したものだとは思えない」

「チームとしては、セント・ピーターズバーグやロングビーチでも強かった。それは、(今後の)ストリートコースでも大いに助けになるはずだ。チャンピオンシップも、有利に進めていくことができるだろう」

 マザーシードは、佐藤琢磨がタイトルを争うことができると確信しているが、今後は毎週末に大量のポイントを獲得する必要があると考えている。

「現時点では、それについて話すのは時期尚早だし、考えるのも早すぎると思う。我々はいずれのレースでも、良い結果を出せるように熱心に取り組まなければならない」

「このチャンピオンシップは、安定性が重要だ。琢磨は今季の6戦目で、6人目のウイナーだ。それが、インディカーなんだ。我々は毎週末に出来る限りのことをするだけではなく、極力ミスを犯さないようにする必要がある」

「誰もが、常に勝利を目指している。しかし最終的には、平均4位フィニッシュに最も近い男がチャンピオンになる」

「我々にもう少し信頼性があれば、それは非常に重要なことだ。ここ数週間見てきたところを見れば、ホンダは厳しいだろう。もし彼らがその問題を解決できれば、我々はチャンピオンシップを有利に進めることができるだろう」

David Malsher