ここから本文です

ホークス今季初完投は東浜 投げきったのは4年ぶり 成長証明の6勝目

5/31(水) 7:05配信

西日本スポーツ

 ベンチの扇風機で心地よい風を浴びて、投のヒーローは上林とお立ち台に向かった。50試合目でチーム今季初の完投勝利。東浜は4年ぶり2度目の完投勝利に満面の笑みだ。試合終盤にヤフオクドームの屋根が閉じた後も、マウンドを救援陣に託すことはなかった。

【写真】お立ち台で東浜のあごをつかんでおどける内川

 「疲れはあるけど、最後まで投げられたのは良かった。あれだけ点を取ってくれたんで最後まで投げないと怒られる」。8点リードの8回1死満塁。ここが完投への分岐点だった。中軸のビシエド、ゲレーロをいずれも追い込んでからの真っすぐで三振に仕留めた。

 工藤監督が「1本出たら代えようと思っていた」と振り返る場面を無失点で切り抜け、続投した9回は三者凡退。126球で投げきった東浜は「(失点すると)締まらないし、明日につながらない。狙って三振を取れた。強気で内角に投げ切れた」と胸を張った。

 交流戦開幕投手の大役を果たし、今季の「交流戦男」に名乗りを上げた。昨季交流戦は3試合に先発して2勝、防御率1・31。広島黒田、巨人菅野、ヤクルト小川とエース級と投げ合っての好成績だった。今季は通算81勝の吉見との先発対決で白星をもたらした。

 昨季の交流戦後。巨人坂本勇がパ・リーグで最も印象に残った投手に自分の名前を挙げた記事を見た。日本ハム大谷らを差し置いての“指名”に「そういってもらえるのはうれしい」。今季も好発進で、ホークスの投手では2009年の杉内(現巨人)以来の交流戦MVPも視界に捉える。

 完投は完封勝利を飾ったルーキーイヤーの2013年10月5日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来。「ここまで(時間が)かかってしまったことにすごく悔しさを感じる。点を取られても投げ切れたのは、完封以上にうれしい」。一人で投げきったことが、東浜の成長の証しでもあった。

 ルーフオープンデーの登板は5年目で初めて。「打球が飛びませんね。なのに2本打たれてしまった」とソロ2発を反省した。工藤監督も「彼の能力からするとまだまだいけます」と満足はしていない。自己最長の6連勝でリーグトップに並ぶ6勝目。「新・火曜日の男」にとって、これも通過点にすぎない。

西日本スポーツ

最終更新:5/31(水) 7:05
西日本スポーツ

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合7/28(金) 18:55