ここから本文です

圧倒的な画力にくぎ付け! 名作猫絵本「ネコヅメのよる」

5/31(水) 17:52配信

sippo

 絵本『ネコヅメのよる』(WAVE出版)は、根強い人気が続く猫本だ。愛猫家としても有名な画家、町田尚子さんによるファンタジックな猫たちの夜の物語。その圧倒的な画力に、子どもも大人も引き込まれる。

【写真特集】毎日がまつり? 障子破りネコ軍団

 手でさわったときの感触がわかるような猫の毛並、瞳の光沢、ひんやり感がわかる床、たれこめた雲の合間からさしこむ月の光……いつまでもうっとり眺めたくなる絵の迫力は圧巻だ。

 人気の理由について、担当編集者に聞いた。

「猫のたたずまいやしぐさが、猫好きの人たちのツボにはまっているようです。絵本の中の猫たちの愛らしさに“悶絶”する人が続出しています」

「また、この絵本に登場する猫のほとんどが『保護猫』であるという点も話題になっています。絵本の中の猫の片耳には、“さくらねこ”のしるしである『切れ目』が入っています。そのほとんどが、福島県飯館村の猫たちです。作者の町田さんは、そうした動物たちの保護活動にもたずさわっておられ、飯館村で給餌ボランティアをしていたときに見た月に着想を得て、この絵本が誕生しました。この絵本は、人間の勝手の犠牲になった猫たちの物語でもあるのです」

sippo(朝日新聞社)

最終更新:5/31(水) 17:56
sippo