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メルセデス、モナコGPでのハミルトン苦戦の理由は未だ解明できず

5/31(水) 12:11配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、モナコGPのフリー走行1回目ではトップタイムを記録したが、それ以降タイヤをうまく作動させることができず低迷し、予選Q2を敗退した。

写真:2015年シンガポールGPの表彰式。メルセデスの姿はない

 レースではピットストップ後は、良いペースを発揮することができ、13番グリッドから7位に入賞した。一方のチームメイトであるバルテリ・ボッタスは、4位という結果で終えた。

 メルでセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、何も変更していないハミルトンのマシンがレース後半でペースを取り戻した理由は理解できていないと語った。

「マシンには何も触れていない。我々のマシンはレース序盤で苦戦しているように見えた。ルイスもそれに口を揃え、調子が上がらないと訴えていたのだ」

「ピットストップの後、何も変更を加えていないのにもかかわらず、マシンのペースが急に上がった。はたから見れば、フェラーリの調子が落ちたとも言えるかもしれないがね」

「レースの後、彼と少し話し合ったが、彼は『グリップが戻ったんだ』と言及していた。なぜだろうか。イタリアの謎(=ピレリタイヤの謎)だ。我々はそれを解き明かす必要がある。フェラーリはそのような状況でも、マシンをコントロールしてレースすることができたからだ」

 ウルフは、モナコGPが2015年シンガポールと同様に限定的な事象であるを望んでいるという。また、メルセデスにはやるべきことが多く残っているとも言及した。

「我々にとってモナコがシリーズ最悪のレースであることを祈ろう。以前のシンガポールのようにね」

「我々がやるべきことはタイヤにおいて、適切な作動領域を探ることだ」

「我々には速いマシンがあるが、タイヤとは合わないみたいだ。我々がやらなければいけないことは、その原因を解明することだ」

「フェラーリは最初から最後まで、マシンをしっかり走らせることができる。そしてどちらのドライバーも十分に競争力がある」

「モナコに関しては、今シーズンの他のレースとは違っていた。しかし私はメルセデスに対し自信を持っている。走れば走るほど、より多くのデータが集まり、事象を理解するのに役立つのだから」

「今後が楽しみだ。もしかしたら、モナコよりも難しいレースがあるかもしれないがね。大抵の場合、そういった期間が長くなるほど、良いものが生まれる」

Lawrence Barretto