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高層棟20階 展望ロビーも 新長崎市庁舎 設計業務の受託者決定

5/31(水) 10:09配信

長崎新聞

 長崎市は30日、老朽化に伴い公会堂跡地(同市魚の町)へ移転新築する新市庁舎の基本設計業務を、山下設計(東京)・建友社設計(長崎市)・有馬建築設計事務所(同)の共同企業体(JV)に委託すると発表した。

 提案によると、行政機能を担う高層棟(20階)と、市民窓口や議会が入り交流の場となる低層棟(4階)で構成。高層棟はランドマーク性、低層棟は周辺施設との親和性を重視した。公会堂広場があった場所を「市民ひろば」とし、にぎわいを創出する。長崎港を望む高層棟には展望ロビーや屋上庭園を設ける。

 一方、防災拠点機能も重視。建物の免震性を高め、太陽光発電や非常用発電機、雨水利用、簡易飲適化装置を備え、災害時も「1週間の自立運営ができる庁舎」をコンセプトに掲げた。

 市は公募型プロポーザル方式で選定した。27日の最終審査会では、四つのJVが公開プレゼンテーション。ほかに、外壁を緑化した低層棟構造や、長崎由来の木材やれんがを使った高低2層構造などが提案されていた。市は後日、審査会の講評や会議録をホームページ(HP)で公表する。

 市は7月上旬までに山下設計などのJVと契約を締結。2019年度に建設を始め、22年度完成を目指す。市大型事業推進室は「今回の提案がそのまま設計案とはならない。シンポジウムやワークショップを開き、市民から広く意見を聞いた上で詳細な設計を進めていく」としている。

長崎新聞社

最終更新:5/31(水) 10:09
長崎新聞