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献穀米「里山のつぶ」豊作祈る 新嘗祭で献上、福島・磐梯で田植え

5/31(水) 12:02配信

福島民友新聞

 11月に行われる宮中行事新嘗祭(にいなめさい)の献穀者に選ばれた磐梯町の農業山口陽康さん(64)の献穀米御田植式は29日、同町の磐梯山を望む山口さんの水田で行われ、出席者が献穀米の豊作を祈った。

 同町から新嘗祭献穀者が選ばれたのは初めて。式には県や町、農業団体の関係者らが出席。山口さんと妻春美さん(64)、五十嵐源市町長、野内芳彦県会津農林事務所長らが御田植の儀に臨み、県オリジナル新品種「里山のつぶ」の苗を植えた。

 山口さんは「この上ない幸せ。これまでの経験を生かし、精魂込めて作ったおいしい里山のつぶを献上したい」とあいさつ。五十嵐町長らが祝辞を述べた。

 山口さんは、これまで約30年間コメ作りに取り組んできた。2000(平成12)年に町認定農業者に選ばれた。献上米のために有機栽培の里山のつぶ約10アールを作付けする。

 10月下旬に皇居で行われる献穀献納式で、丹精した里山のつぶの新米を献納する。

 「里山のつぶ」は中山間地域向けに開発された新品種。あきたこまちやひとめぼれに比べて粒が大きく、倒れにくい。

福島民友新聞

最終更新:5/31(水) 12:02
福島民友新聞