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大会がセクハラをした選手からクレデンシャルを剥奪 [全仏テニス]

5/31(水) 20:01配信

THE TENNIS DAILY

 フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(5月28日~6月11日/クレーコート)。

 あるフランス人選手が、テレビのライブ・インタビューの際に女性レポーターの首に無理やりキスをしたために、クレデンシャル(大会のプレーヤー・パス)を剥奪された。

 フランステニス連盟は火曜日、予選を勝ち上がった21歳のマキシム・アムー(フランス)が前日に全仏オープン1回戦で敗れたあと、女性レポーターに対して不適切な行為をとったため、彼に懲罰を科すと発表した。

 仏テニス協会は、この一件をさらに調査するつもりだ、とも言った。

 アムーの行為はまた、フランスの政治家の注意も引いたようだ。フランスのスポーツ大臣であるローラ・フレセルは、ツイッター上で、アムーがユーロスポーツTVのレポーター、マリー・トマに『危害を加えた』と言った。やはり国会議員であるセシル・ドゥフロは、「彼は彼女に無理やりキスをした。彼女は逃れようとしていたが、彼は首をつかんで押さえていた」とツイートした。

 フレセルとドゥフロは、1988年全仏優勝者のアンリ・ルコント(フランス)とほかのスタジオのゲストがその様子を見て笑い、ライブで映ったアムーの行為に拍手をしたと言って、ルコントと関係者を非難した(実際には、放映中なので苦笑い、という程度だった)。

「ライブでの暴行は愉快でもなんでもない」とフレセルは書いた。「このようなことが起こることを2度と許してはいけないし、あのような行為を軽視してはいけない」。

 世界ランク287位のアムーは、インスタグラム上のコメントで、「もし彼女がインタビュー中の僕の態度にショックを受けたり、気分を害していたなら」として、トマに謝罪した。

 彼はフランス語で、前から知っており心から敬意を払っているマリーに対し、(全仏に出場したことからくる)過剰な興奮を不器用に表現してしまった、と書いた。

 アムーはまた、もしトマが望むなら個人的に謝罪するとも言い添えた。テレビ局ユーロスポーツは声明文の中で、起きたことを残念に思う、と言っている。(C)AP (テニスマガジン/テニスデイリー)

最終更新:5/31(水) 20:01
THE TENNIS DAILY