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「横須賀愛」を描く 地元舞台の映画「スカブロ」

5/31(水) 18:24配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横須賀を舞台にした映画「スカブロ」の先行ロードショーが、横須賀HUMAXシネマズ(横須賀市本町)で6月3日から始まる。上映を前に、矢城潤一監督(55)や出演者らが30日、同市役所で会見し、「横須賀愛にあふれた映画を楽しんでほしい」とPRした。

 「スカブロ」は、東京で俳優をしている海野龍助と、横須賀でミュージシャンをしている弟の虎太が、米軍人の父親と日本人ジャズ歌手の母親を持つナオミという若い女性に出会い、20年以上前に失踪したナオミの母親を探して横須賀じゅうを奔走する物語。

 当初のタイトルは「スカジャン兄弟(ブラザーズ)」だったが、横須賀の「スカ」と英語スラング「bro(兄弟、仲間)」を混ぜた現タイトルに改題された。

 会見には、矢城監督のほか、龍助役で横須賀市出身の俳優、窪塚俊介さん(35)、俊介さんの実弟で虎太役を務めるミュージシャンのRUEED(ルイード)さん(28)、ナオミ役でシンガーのAISHA(アイシャ)さん(27)が出席した。

 昨年11月にクランクインし、約1カ月かけて横須賀市内で撮影。どぶ板通り商店街の外国人向けバーや海岸沿いの道路など、横須賀らしい風景が映し出される作品に、RUEEDさんは「自分が遊んでいた街が出てくる。映画を見た後に散策してほしい」と話した。

 映画には、横須賀ゆかりのキャストや地域住民のエキストラが数多く出演。制作費5千万円の大半は、市民や地元企業が出資した。矢城監督は「熱い映画を作ったので、(上映される)横須賀も熱く盛り上げていきたい」と力を込めた。

 6月3日の1、2回目の上映では、出演者らによる舞台あいさつが行われる。問い合わせは、横須賀HUMAXシネマズ電話046(820)0200。