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認知症カフェで臨床美術 砺波 新たな取り組み開始

5/31(水) 22:48配信

北日本新聞

 ■五感使いリンゴ描く

 砺波市が2016年度から市内3カ所で実施してきた「認知症カフェ」で、臨床美術や音楽療法の新たな取り組みが始まる。同市宮森のケアラーズカフェ「みやの森カフェ」では31日、臨床美術の講座が行われた。6~7月には、市内2カ所に新たな認知症カフェが加わる。

 臨床美術と音楽療法は、絵を描いたり歌ったりすることで右脳を活性化させる活動。認知症の予防や維持、改善を目的に考案された。

 31日は、認知症の人や家族、地域住民合わせて9人が参加。臨床美術士の渡邉恭子さん=高岡市伏木一宮=と南本清美さん=砺波市小杉=が指導し、オイルパステルでリンゴの絵を描いた。渡邉さんは「嗅覚や味覚など、五感全てを使って描いていきましょう」とアドバイス。参加者は本物のリンゴを食べたり匂いを嗅いだりしてから描き始めた。味や香りから連想した色を何色も重ね、それぞれの個性あふれる絵に仕上げた。

 市内の認知症カフェは、同カフェと「ものがたり茶屋」(太田)、「くつろぎ処ちぇりー」(山王町)が昨年オープン。6月に「庄川つわぶき」(庄川町青島)、7月に「麦秋苑」(三郎丸)が開始する。

 問い合わせは市地域包括支援センター、電話0763(33)1111。

北日本新聞社

最終更新:5/31(水) 22:48
北日本新聞