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「推測でいろいろ書かれた」去就報道に困惑する原口、今は代表に集中

5/31(水) 20:10配信

ゲキサカ

 6月7日のキリンチャレンジ杯・シリア戦(味スタ)、同13日のW杯アジア最終予選・イラク戦(テヘラン)に向けて合宿中の日本代表は31日、千葉県内で午前と午後の2部練習を行った。午後からはFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)が合流し、ランニング中心に黙々と汗を流した。

 28日に海外組のみでスタートした代表合宿は連日、2部練習を続けており、FW岡崎慎司、FW大迫勇也、FW久保裕也、FW乾貴士、FW浅野拓磨、MF加藤恒平、DF酒井宏樹、DF酒井高徳、DF吉田麻也、GK川島永嗣にバックアップメンバーのFW宇佐美貴史を加えた11人はこの日午後、ホテルでリカバリーとなり、原口が一人でグラウンドに姿を見せた。

「まさか俺しか来ないとは思わなかった」と苦笑いの26歳はハリルホジッチ監督をはじめとしたスタッフ、さらには見学に訪れたファン・サポーターの視線を一身に集め、ランキングやインターバル走など、とにかく走り込んだ。

 全メニューを終えると、グラウンドの周囲で見守っていたファンから大きな拍手を浴び、「ボールも使ってないし、ただ走っているだけ。つまらなかったと思うし、サインぐらいしなきゃと思って」と、練習後は子供たちへファンサービスも行った。

 今季のブンデスリーガは31試合に出場し(うち先発23試合)、1得点。シーズン前半はスタメンに定着していたが、徐々に控えに回る機会も増え、ラスト5試合は先発1試合にとどまった。最終節のレバークーゼン戦はベンチに座ったまま出番なし。不完全燃焼に終わったシーズンを「難しい部分はあった」と率直に振り返った。

「コンディションは良かったと思っているけど、サッカーに集中しないといけないなと思った。そうしなければいいプレーはできない。そこが大事だなと最後は思った」。シーズン終盤、原口の周囲をにぎわせた去就報道。現地では契約延長を希望するクラブ側に原口が応じず、来季のプレミアリーグ昇格を決めたブライトンと合意に近づいているとも報じられた。

「自分が思ってないこととか、推測でいろいろ書かれた。いろんなことがあって、正直難しかった」。困惑の表情を浮かべながらも、そのことを言い訳にするつもりはない。「どんなことがあっても自分と向き合って、自分のサッカーに集中しないといけない」。反省を込め、「いい経験になった」と素直に言った。

 今は余計なことを考えず、日本代表に集中している。「来たからには代表なので。イラク戦が終わるまでは何も考えない。自分のサッカー、代表と向き合って、イラクに勝つことだけを考えている」。すべては代表戦が終わってから。「W杯に行くためにイラクにしっかり勝つ。ポイントはそこだけ。シンプルです」と力説した。

最終更新:5/31(水) 20:41
ゲキサカ