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粘土で成形する3Dプリンタ「ClayXYZ」--原理は樹脂を使うFDMプリンタと同じ

5/31(水) 15:15配信

CNET Japan

 3Dプリンタの成形用素材というと、PLAやABSといった樹脂が代表的だ。ただし、石膏や金属用の3Dプリンタもあれば、ガラスを“印刷”に使えるものまで存在する。

 今回は、そうした珍しい素材に対応した3Dプリンタとして、粘土で成形する「ClayXYZ」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。

 ClayXYZは、ノズルから成形用の素材を少しずつ出し、徐々に重ねて形を作る3Dプリンタ。その動きは家庭などでも使われる一般的な熱溶解積層法(Fused Deposition Modeling:FDM)3Dプリンタと同じだが、素材として粘土を使える点がユニーク。

 粘土は専用の特殊なものでなく、小学校の工作などで使うような、市販の自然乾燥で固まる粘土で3Dプリントできる。使い方も簡単で、付属のチューブに粘土をセットして通常の3Dプリンタと同じように動かすだけ。

 出力されたままの状態だと粘土の重ね合わせが目立つが、こすって滑らかにするとよい。色を付けたり、模様を描いたりしても楽しい。さらに、窯に入れて陶器のように焼くと、より丈夫になる。

 なお、普及しているFDMタイプの3Dプリンタと動作原理は同じで、粘土を出すデバイスを既存の3Dプリンタに装着して使うことも可能という。すでに3Dプリンタを所有している人は、押し出しデバイスだけ入手すれば粘土による成形にチャレンジできる。

Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月8日まで。記事執筆時点(日本時間5月31日11時)でキャンペーン期間は38日残っているが、すでに目標金額1万ドルの8倍近い約7万9000ドルの資金を集めている。

最終更新:5/31(水) 15:15
CNET Japan