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トランプ大統領、またもドイツ挑発-メルケル首相はインドと友好演出

5/30(火) 23:37配信

Bloomberg

トランプ米大統領は貿易と国防に関して再びドイツを非難、メルケル独首相との個人的な関係を悪化させかねない言動に及んだ。

トランプ大統領は米時間30日早朝のツイッター投稿で、「米国はドイツに対し『巨大な』貿易赤字を抱えている。それに加え、ドイツが北大西洋条約機構(NATO)への負担や軍事に費やす額は支払うべき水準にはるかに及ばない」と主張。「この状況は変わる」と述べた。

同じころ、メルケル独首相はベルリンでインドのモディ首相と共同記者会見し、「大きなプロジェクトに関して信頼できるパートナー」とインドを称賛。モディ首相は地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」にインドが参加することを示唆。一方のトランプ大統領は二の足を踏んでいる。

メルケル首相は28日ミュンヘンで、戦後ドイツ外交の礎であった米国との関係について、「ある程度終わった」と述べ、トランプ政権と距離を置く姿勢を示唆していた。

トランプ大統領のツイートはNATO主要国であるドイツと米国との関係がぎくしゃくしていることを浮き彫りにすると同時に、国際社会におけるドイツの幅広いネットワークにも光を当てた。メルケル首相は6月1日に中国の李克強首相と会談する。

原題:Trump Blasts Germany Again as Merkel Talks Up India Ties (1)(抜粋)

Patrick Donahue, Arne Delfs

最終更新:5/30(火) 23:37
Bloomberg