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イタリア資産を政治リスクが直撃、前倒し総選挙観測でトレーダー避難

5/31(水) 2:52配信

Bloomberg

イタリアの前倒し総選挙観測が浮上したことで、市場は動揺した。与党民主党のレンツィ党首が9月か10月の総選挙の可能性を示唆し、イタリアの株と国債が売られた。

イタリア債とドイツ債の利回り格差は約4週間ぶりの水準に拡大。株式市場の指標のFTSE・MIB指数は29日に続落し、2営業日としては過去5週間で最大の下げ幅を記録した。

前倒し総選挙の前提条件となる新選挙法を巡る合意に主要政党が近づいていると複数の政治家が発言し、選挙実施観測の引き金を引いた。

イタリア10年債利回りは約2.18%で、ドイツ債との格差は188ベーシスポイント(bp)。FTSE・MIB指数は30日に反発するまで4営業日続落し29日は2%下落した。

原題:Italy Hatching Snap Elections Drives Traders to Seek Cover (2)(抜粋)

Stefania Spezzati, Blaise Robinson

最終更新:5/31(水) 2:52
Bloomberg