ここから本文です

中国:5月製造業PMI、前月の水準維持-世界経済見通し改善で

5/31(水) 10:26配信

Bloomberg

中国の5月の製造業活動を測る政府の指数は前月の水準を維持した。世界経済見通しの改善が寄与した。

国家統計局が31日発表した5月の製造業購買担当者指数(PMI)は2カ月連続で51.2となった。ブルームバーグが集計したエコノミスト予想中央値では51と見込まれていた。5月の非製造業PMIは54.5に上昇。PMIは50を上回ると活動の拡大を表す。

中国の景気が5月に減速していることが、早期に発表される月間の経済データで示唆されている一方で、今回のPMIは景気の勢いが持続し、当局が金融リスクを抑制する余地が広がることを示す内容となった。

野村ホールディングスの日本を除くアジア担当チーフエコノミスト、ロブ・サバラマン氏(シンガポール在勤)は、「現在進行中の金融レバレッジ解消は実体経済に大きな影響を及ぼさないよう慎重に狙いが定められている」と指摘。「特に財政面など全体的なマクロ政策決定は引き続き緩和的だ」と述べた。

オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC、華僑銀行)の謝棟銘エコノミスト(シンガポール在勤)は「世界経済は引き続き回復が見込まれ、それが中国製造業を下支えするだろう」と分析した。

AMPキャピタル・インベスターズの投資戦略責任者シェーン・オリバー氏(シドニー在勤)は、「中国の成長は今年の早い時期に比べて鈍化したかもしれないが、なお底堅く、政府の6.5%成長目標と整合的な水準に落ち着いているように思われる」と指摘した。

原題:China Factory Gauge Holds Up as Global Economic Outlook Improves(抜粋)

3段落目以降に背景やコメントを追加し更新します.

Miao Han, Kevin Hamlin

最終更新:5/31(水) 12:16
Bloomberg