ここから本文です

森とクラフトの町・飛騨でデザインキャンプ〈Smart Craft Studio 2017〉がスタート! 林業や木工、組木技術を学ぶ23日間。/岐阜

5/31(水) 16:32配信

Webマガジン コロカル

コロカルニュースvol.2100

豊かな森、豊富な木材、そしてそれらを生かす伝統的なものづくりで知られる岐阜県・飛騨市。その飛騨を舞台に、5月28日(日)から、昨年に続き2度目となるデザインキャンプ〈Smart Craft Studio Hida 2017〉がスタートしました。

【写真で見る】森とクラフトの町・飛騨でデザインキャンプ〈Smart Craft Studio 2017〉がスタート! 林業や木工、組木技術を学ぶ23日間。/岐阜

23日間に渡るデザインキャンプには、ニューヨークのパーソンズ美術大学や、カナダのトロント大学、香港大学や台湾の実践大学など、世界の大都市で学ぶ学生約30名が参加。

メディアテクノロジー、ファッション、プロダクトデザイン、建築などを専攻し、さまざまなバックグラウンドを持つ彼らと、各大学の教授が、実際に飛騨に滞在しながら、飛騨の林業や木工、伝統の組木技術を学ぶと共に、最先端のIoT技術などを用いて、サービスやプロダクトを制作していきます。

学びの拠点、制作の会場となるのは、全6種のデジタル工作機器が設置されている、デジタルものづくりカフェ〈FabCafe Hida〉。プログラム期間中は会場を解放し、誰でも、いつでも、自由に見学が可能です。世界各国の学生たちとの交流はもちろん、期間中に実施される特別ゲストからのトークや講義、中間発表や最終発表の場にも無料で参加できます。

〈Smart Craft Studio 2017〉のテーマは「アニメイティング・クラフト」。直訳すると、「生命が宿ったものづくり」。

飛騨の職人たちから伝統の技や知恵を教わると共に、最先端テクノロジーのIoTやAIについて学ぶ1週目。飛騨の人々にインタビューをし、その暮らしぶりや文化のリサーチから、作品のアイデアやコンセプトを導く2週目。そして2週間の学びやリサーチ結果を統合し、伝統技術と最先端技術を駆使しながら、サービスやプロダクトの実作を行う3週目。

これら一連のプロセスや、多彩なゲストによる講義は、ものづくりに関わる人々や、日本の林業、伝統産業に関わる人々、また人口減少や技術継承の喪失に直面する多くの地域にとっても、さまざまなヒントやひらめき、ワクワクを与えてくれる機会となりそうです!

ちなみに、2016年のデザインキャンプで生まれた作品〈Hozuki Lantern Project〉は、グローバルクリエイティブアワード〈YouFab Global Creative Awards 2016〉でファイナリストに入選。飛騨を訪れる人をもてなしたいと思っている高齢者と、地域の暮らしを体感したいと思っている観光客をつなぐデバイスが評価されました。

23日間のキャンプの中で、世界の学生たちは何を学び、どんな作品を生み出していくのか、現場の見学や、講義・トークへの参加を通し、これからのものづくりや日本の課題を切り拓くアイデアにふれてみてください。

information
Smart Craft Studio 2017
開催日:2017年5月28日(日)~6月19日(月)
プログラム期間:中間発表 6月10日(土) 9:00~/最終発表 6月17日(土)14:00~18:00
会場:FabCafe Hida
住所:岐阜県飛騨市古川町弐之町6番17号
お問い合わせ:株式会社飛騨の森でクマは踊る TEL:0577-57-7686
Web:Smart Craft Studio 2017


writer profile
Yuki Hashimoto
橋本ゆうき
はしもと・ゆうき●長崎県出身。大学でデザインや工芸について学び、在学中より、これからの社会や暮らしについて考えるフリーペーパーを発行。その後、長崎県のタウン誌「ながさきプレス」に約5年勤務。編集長も務める。現在は、まちや地域、暮らしに携わる編集者。

【コロカルニュース】とは?
全国各地の時事ネタから面白情報まで。コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。