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【中国】中国援助のケニア鉄道が開通、一帯一路事業

6/1(木) 11:30配信

NNA

 中国の援助によって建設した、ケニアの首都ナイロビと同国南東部の港湾都市モンバサを結ぶ鉄道がこのほど、正式に開通した。モンバサで5月30日に引き渡し式と貨物列車の運行開始セレモニー、31日には旅客列車の運行開始セレモニーがそれぞれ開かれた。中国国営中央テレビ(CCTV)などが伝えた。
 同鉄道は2014年に両国が契約を結び、中国の資金、技術、設備、規格を全面的に導入して建設された。将来は隣接するウガンダ、南スーダン、ルワンダ、ブルンジ、タンザニアにも延伸する「東アフリカ鉄道」構想の一部であり、中国側は習近平政権が掲げる現代版シルクロード構想「一帯一路」のモデル事業の一つと位置づけている。
 総投資額は約38億米ドル(約4,200億円)。全長480キロメートルを貨物列車は時速80キロ、旅客列車は同120キロで結ぶ。施工は中央国有企業である中国交通建設集団の傘下、中国路橋工程が担当した。
 ケニアのケニヤッタ大統領は30日の式典で「歴史的な瞬間だ」と述べ、国内物流の大幅な改善につながると期待されるインフラ事業の完成を祝った。
 中国交通建設集団の劉起濤董事長は先ごろ、同鉄道の建設は現地で3万7,000人以上の直接雇用を生み、完成後はナイロビ―モンバサ間の輸送コストが40%低減されると指摘。同鉄道の建設工事はケニアの国内総生産(GDP)を1%以上押し上げ、開通後はGDP2%超に相当する経済効果が見込まれると説明している。

最終更新:6/1(木) 11:30
NNA