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【マレーシア】DRBハイコムの通期、赤字幅が半分に

6/1(木) 11:30配信

NNA

 マレーシアのコングロマリット(複合企業)DRBハイコムが5月30日に発表した、2017年3月通期決算は、売上高が0.9%減の120億5,833万リンギ(約3,127億円)、純損益が4億5,440万リンギの赤字だった。ただ赤字額は前期の9億9,276万リンギからほぼ半減した。
 通期赤字は、前期に続いて2期目。部門別の売上高は、自動車部門が13.8%減の80億7,751万リンギ、サービス部門が41.4%増の35億5,351万リンギ、不動産・資産・建設部門が45.4%増の4億2,731万リンギ。自動車部門は、傘下の国民車メーカー、プロトンを含むすべてのブランドで販売台数が落ち込んだことで不調だった。
 ■POS子会社化が業績けん引
 サービス部門で16年9月に子会社化した郵便・物流事業者ポス・マレーシア(POS)の業績好調が寄与して大幅な増益となったことが全体をけん引した。
 1~3月(第4四半期)だけでみると、売上高が前年同期比32.2%増の34億8,160万リンギ。ただ純損益は3億2,845万リンギの赤字で、黒字化した前期(16年10~12月期、第3四半期)から赤字転落した。
 同社は今期の見通しとして、5月に発表したプロトンと中国の浙江吉利控股集団(吉利集団)との資本提携、インドの二輪・三輪メーカー大手バジャジ・オートと4月に提携したモトシカル・ダン・エンジン・ナショナル(モデナス)の本格展開などのほか、航空機部品子会社コンポジッツ・テクノロジー・リサーチ・マレーシア(CTRM)の受注が増加するとみられることなどから、業績は改善する見通しとしている。

最終更新:6/1(木) 11:30
NNA