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鈴与、野菜配送に参入 菊川の企業と共同 全国展開目指す

6/1(木) 8:05配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 鈴与は、県内の小規模農家たちがつくった野菜を集め、各地の直売所や飲食店などに届ける共同配送事業に乗り出す。31日、同事業を展開するエムスクエア・ラボ(菊川市)の子会社「やさいバス」の第三者割当増資を引き受けて株式の28・6%を取得した。取得額は非公表。

 やさいバスと共同で、農産物の共同配送のビジネスモデルを構築して全国展開を目指す。青果市場や直売所、飲食店などに設定した各拠点の「バス停」を冷蔵トラックが巡回して集出荷するシステムで、小規模物流の効率化、コスト削減効果があるという。

 やさいバスが現在、展開している県中西部の2ルートのほか、東部でもサービスを広げ、品質にこだわった少量多品種の新鮮野菜を消費者に届ける。

 中小規模の農業者は、生産コストに占める物流費が相対的に高く、競争力で課題になっている。鈴与は「その日のうちに新鮮野菜を届ける付加価値の高いサービス。県内農業の活性化につながる」(経営企画室)と話す。

静岡新聞社