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アイティフォー、マルウェア対策ソフトの販売を強化

6/1(木) 14:49配信

BCN

 アイティフォー(東川清社長)は5月31日、身代金要求型不正ウイルス「WannaCry」など未知のマルウェアを予測防御する対策ソフト「プロテクトキャット Powered by Cylance」(MOTEX)の販売強化に乗り出すと発表した。

 WannaCryは、5月12日から世界的な被害拡大が報告されているランサムウェア。従来の対策ソフトがマルウェアの検知をパターンマッチングで行っているのに対し、プロテクトキャット Powered by Cylanceは、AI(人工知能)を用いて、10億個を超えるマルウェアのファイルから約700万の要素を抽出、独自のアルゴリズムで「正常」か「マルウェア」かを自動判断する。これにより、パターンファイルが不要となり、半年前の検知アルゴリズムを用いた場合でも、WannaCryを確実に検知できたことが全世界で大きな話題となっている。

 また、パターンファイルの更新も必要ないため、煩わしい操作やパソコンへの負荷、更新忘れによる感染の心配がない。半年に1回程度、アルゴリズムのアップデートを行うだけで、さまざまな角度からマルウェアを分析し、マルウェア特有の悪意ある構造をリアルタイムに検知する。なお、インターネットへの接続が不要なため、セキュリティに厳格な金融機関や自治体などのオフライン環境でも導入できる。

 同社では、すでに数千クライアントを受注するなど好調な引き合いを受け、5月1日から営業人員を従来の5人体制から倍増し、販売を強化した。税別価格は100ライセンスの場合、1クライアント1年間で1万2400円から。今後1年間で2万クライアントの受注を目標としている。

最終更新:6/1(木) 14:49
BCN