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「子ども版風土記」紹介 行方・麻生東小

6/1(木) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

郷土の歴史について子どもたちに関心を持ってもらおうと、行方市蔵川の市立麻生東小学校(関根康裕校長)で5月30日、同市と市教育委員会が大学と協力して作成した冊子「子ども版常陸国風土記『なめかたのクニ たんけん風土記』」が紹介された。冊子は約1300年前の奈良時代に編さんされた地誌「常陸国風土記」を、豊富なイラストと、現代的要素を取り入れた漫画風の読み物として紹介する。作成協力した筑波学院大学の教授と学生たちが、児童に冊子の活用と郷土の再考を訴えた。

冊子は、昨年度の卒業式前に市内全4校の6年生に配られ、本年度も4~6年生に配布。市生涯学習課の職員らが各校を訪問し、冊子の紹介や読み聞かせなどを行っている。

麻生東小学校には、同大経営情報学部の塚原正彦教授(54)と大学生3人が訪れた。冊子を手にした児童を前に、大学生たちは「取材で行方を訪れ、その自然の豊かさに驚いた」「今みんなが当たり前に住んでいる行方をもっと感じてほしい」などと冊子作成への思いや活用方法などについて語った。その後、大学生らが作成した約4分間の行方市のPR映像を上映し、児童は真剣な表情で見入っていた。

今泉千優さん(9)は「行方には、冒険できる場所や自然がたくさんあると改めて感じた」と感想を話した。塚原教授は「行方の子どもたちにはもっと外に出て、地元をたくさん冒険してもらいたい。歴史があり、自然豊かな行方市を見直してもらいたい」と話した。 (三次豪)

茨城新聞社