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詐欺被害 名簿照会で防げ 静岡県警、登載の有無回答開始

6/1(木) 7:42配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県警は31日、これまでの詐欺事件の犯人グループから押収した名簿約8万9千人分について、自分が記載されているかどうかの問い合わせに警察署で応じる取り組みを始めた。名簿は現在も振り込め詐欺グループに出回っている可能性があり、名簿登載者の被害を防ぐ狙い。

 県警生活安全企画課によると、名簿は全国の警察が振り込め詐欺などの捜査の過程で犯人グループから押収した証拠のうち、警察庁から本県分として提供があったもの。多くは高齢者や投資経験者とみられ、名前、住所、電話番号が記載。登載者のうち、実際に100人以上が振り込め詐欺など特殊詐欺被害に遭っていたという。

 県警は2012年から登載者宅を訪問し、直接注意を呼び掛けている。これまでに約3万5千人と面会。さらなる注意喚起のため、各署での情報提供を決めた。県警担当者は「名簿登載者は必ずサギ電話がかかってくると考え、不審電話からの着信を遮断する機器の設置など対策を講じてほしい」と話す。

 問い合わせ希望者は事前に署に電話し、本人確認ができる運転免許証などを持参する。

静岡新聞社