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【オーストラリア】〔政治スポットライト〕米のTPP復帰ある、米上院議員が豪で発言

6/1(木) 11:30配信

NNA

 米共和党の重鎮のマケイン上院議員は訪問先のオーストラリアでこのほど、米国が再び環太平洋連携協定(TPP)に加盟する可能性はあると発言するとともに、オーストラリアに対して米国との連携を維持するよう求めた。トランプ米大統領は今年1月、米国を含む12カ国が大筋合意していたTPPから永久に離脱する大統領令に署名。再交渉の可能性も否定していた。5月31日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
 米のTPP離脱を受け、オーストラリアのターンブル首相は米国抜きの11カ国によるTPP合意を目指す方針を示しており、日本やニュージーランドなどもこれに同意している。
 マケイン米上院議員は30日夜にシドニー大学で講演し、米国が現在、かつてないほど同盟国の存在を必要としていると指摘。TPP再加盟の可能性もあるとした上で、トランプ大統領が世界に衝撃を与え続けている中、オーストラリアに米国との連携を維持するよう訴えた。
 マケイン氏は、米国が世界の中でどのような役割を果たすべきであるかということについては議論があるとした上で、「世界の将来は、米国(の役割)についての議論がどのように決着するかによって大きく変わってくる」と主張。だからこそ自身は、米国が同盟国と連携し、世界の主要なリーダーであり続けるために努力していると述べた。
 ■中国は「いじめっ子」
 マケイン氏はまた、強大な力を持つようになった中国が南シナ海の軍事化などで「いじめっ子」のようにふるまっていると批判した。同氏は上院の軍事委員長を務めている。

最終更新:6/1(木) 11:30
NNA