ここから本文です

【英国】英保守党、総選挙で過半数割れも 労働党は議席増か=ユーガブ調査

6/1(木) 11:45配信

NNA

 6月8日に実施される下院(定数650)選挙で、メイ首相率いる与党・保守党が過半数議席を確保できない可能性が出てきた。英紙タイムズがインターネット調査会社ユーガブ(YouGov)に委託した最新調査で、こうした傾向が明らかになった。
 ユーガブは、約5万人の有権者を対象に選挙区ごとにモデル化して調べた。これによると保守党は現在の330議席から310議席へと20議席を失う一方、最大野党・労働党は257議席と28議席増やすと予想する。その他のスコットランド独立党(SNP)や自由民主党などは、合わせて83議席を確保するという。
 メイ首相はかねて2020年まで総選挙は行わないとしていたが、ブレグジットを成功させるには下院で現在を上回る議席数が必要と判断し総選挙に踏み切った。選挙戦の序盤では、保守党が支持率で労働党を約20ポイント引き離し、地滑り的な圧勝が見込まれていた。しかし、保守党がマニフェストで打ち出した社会的介護の費用負担増や年金改革が批判を受けるなど、労働党の猛追を受けて保守党のリードは縮小していた。ただし別の調査では、保守党が依然として強く371議席を獲得して勝利し、労働党は205議席と議席を減らすとの予想も出ている。
 ユーガブは、今回の調査モデルは昨年の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票で実証済みと説明している。国民投票をめぐる各種世論調査では残留派が優勢とされていたが、ユーガブは一貫して離脱派の勝利を予想していた。ただ総選挙の結果については大きな変動も考えられ、ユーガブの調査でも保守党の獲得議席を274議席から345議席の間になるとみている。

最終更新:6/1(木) 11:45
NNA