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現役女子大生が貿易会社設立 仲嶺さん、仲西中で講演

6/1(木) 12:33配信

琉球新報

 【浦添】浦添市立仲西中(松田孝校長)は5月26日、浦添市出身で、現役女子大生として貿易会社を立ち上げた仲嶺友芽(ゆうめ)さん(21)を招いた講演会「夢実現ing~自分を好きになることから~」を同校で開いた。今年2月に貿易会社「リンクパートナー」(本社・東京)を設立し、ミャンマーやタイにマグロやウニなど30種類の日本の新鮮な魚を輸出しているという仲嶺さんは、古里の後輩たちに「今の時期に好きなことを増やして、精いっぱい楽しんでほしい。やらないで後悔するより挑戦してみるべきだ」とエールを送った。


 仲嶺さんは浦城小、港川中、興南高を卒業後、国士舘大21世紀アジア学部に入学。大学では「外語大生に負けたくない」と専攻する学生が少なかったビルマ語を選択していた。国内事業者の案内でミャンマーを視察した。


 現地調査を繰り返す中で、現地の日本食レストランのオーナーや水産関係者と出会った仲嶺さんは「貿易会社を立ち上げ、日本のいい魚を輸出したい」と起業を決意。日本とミャンマーを往復する生活に「好きなことを仕事にする『ライクワーク』で、自分自身の成長も実感している」と充実した表情で語った。

 現在、一月に約300~400キロの魚を日本から買い付け、現地の日本食レストランなどに卸している。「お世話になった現地の人のためにも雇用の場をつくりたい」と、事業収益で購入した稚エビをミャンマーの養殖場で育てており、7月にはブラックタイガーを日本に輸入する予定だ。

 仲嶺さんは生徒らに「人との出会いを大切にし、『自分のことが好き』と肯定してほしい。将来の夢を実現しているかっこいい自分の姿を想像して、今やった方がいいことに挑戦して」と呼び掛けた。

 仲嶺さんの講演を聴き、小学校の教師になる夢を実現させたいと思ったという山城海晴(かいせい)さん(13)=1年=は「ライクワークの話に共感できた。将来、やりがいのある仕事をしたい」と話した。生徒を代表してお礼のあいさつをした當山由衣花さん(13)=2年=は「何もしないよりは、失敗してもいいから挑戦した方がいいと思った」と述べた。

 仲嶺さんに「一緒にミャンマーに行こう」と誘われた伊志嶺瑛(はな)さん(14)=3年=は「ミャンマーの貧しい人たちにも仕事を与えようとしてすごいと思った。仲嶺さんのようになりたい」と目を輝かせた。

琉球新報社

最終更新:6/1(木) 12:33
琉球新報