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【第101回インディ500】佐藤琢磨、ニューヨークの“顔”に…覇者の多忙な日々

6/1(木) 14:30配信

レスポンス

インディ500ウイナーとなった佐藤琢磨は、次戦開始までのわずかな日々、北米最高峰にして世界最大規模のレースイベントを制した者の宿命ともいえる、多忙なスケジュールをこなしている。

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決勝翌日の月曜の夜にはインディの聖地インディアナポリスからニューヨークへと経ち、火曜日(5月30日)にはテレビ番組への出演やエンパイアステートビル屋上での取材セッションなどをこなした琢磨。Nasdaqのオープニングベルも鳴らしているが、これらメディアツアーのなかでは、同じ日曜にやはり“聖地”でのレースを制したもうひとりのウイナーとも邂逅した。

NASCARの最高峰シリーズ「モンスターエナジーNASCARカップ」の第12戦コカ・コーラ600が、こちらはNASCARの聖地のひとつとされるシャーロットで開催されていたのだ。そのウイナー、オースティン・ディロンと琢磨がニューヨークで出会っている。

それにしても『インディ500を制すること』は、日本で考えられている以上に現地では大きな意味をもっていることがわかる一連のスケジュールだ。現地6月2日にはインディカー・シリーズの次戦、デトロイト・ベルアイルでのダブルヘッダー(第7~8戦)の走行が始まることを考えると少々不安にもなってしまうくらいの多忙さだが、インディ500に勝つということの偉大さ、難しさ、尊さというものが伝わってくる。

琢磨自身も楽しみながら多忙な日程を満喫している様子なので、休養とは違う意味で英気を養いつつ、今後の戦いに臨んでほしいところだ。

もちろん日本でも琢磨フィーバーは続く。インディカー・シリーズの中継をしている「GAORA SPORTS」では、第7戦の決勝レース生中継(日本時間3日28:30~)の直前に「佐藤琢磨インディ500初優勝記念~あの歴史的快挙と感動を再び~」という特番の放送を決定(3日27:30~)。インディ500のレース翌日の表彰イベントにおける琢磨のスピーチ映像等も流すこの特番は生放送での実施で、琢磨本人の生出演も調整中とのことである。

インディカー・シリーズの6~7月はデトロイトでのダブルヘッダーから始まって連戦や中1週での開催が続き、一気に7レースを消化していく。シリーズタイトル獲得にも期待高まる琢磨の戦いは、インディ500制覇の余韻も覚めぬまま、重要局面が連鎖する時期へと突入する。

《レスポンス 遠藤俊幸》

最終更新:6/14(水) 10:08
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