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去就問題浮上のロッテ伊東監督に“阪神コーチ”横滑りの目

6/1(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 30日のロッテ戦に15-7で勝利した阪神周辺で、敵将・伊東監督(54)の去就について関心が高まっているという。

 伊東監督は13年にロッテ監督に就任。5年目の今季は1年契約での続投となったが、チームは借金20とボロボロ。このまま低迷が続けば、今季限りで退任する可能性が浮上する。

「伊東監督も腹をくくっているようです」とは、ロッテOBだ。

「ロッテは先日、新助っ人のサントスをキューバから獲得した。昨オフは主砲のデスパイネがソフトバンクに移籍。新助っ人のパラデス、ダフィーを取ったが、伊東監督は元阪神のゴメスら4番が打てる大砲助っ人の補強の要望を出していた。しかし、サントスは俊足巧打がウリ。資金等の問題もあり長距離砲の獲得はかなわなかった。『今、絶対欲しい選手じゃない』とフロントへの不満を漏らしたのはそのためです。そんな経緯もあり、自力優勝が消滅した際に『責任は取る』と言及。シーズン途中での退任も辞さない覚悟だといいます」

 伊東監督は西武監督時代の04年に日本一を達成。ロッテ監督としても昨年までの4年間、決して戦力に恵まれた状況ではない中で、3度Aクラスに導いた。09年WBCではコーチとして世界一になるなど、指導者としての実績があるだけに、在阪の球界関係者は、「今季の阪神の成績次第では、コーチでの横滑りがあるかもしれない」と指摘する。

■請われればチームを選ばず

 西武黄金時代の正捕手だった伊東監督だが、阪神とは“縁”もある。09年WBC直後に阪神サイドにコーチ入閣の売り込みをかけていたと、一部マスコミが大々的に取り上げたことがあった。

「12年オフ、和田監督が就任1年目を5位で終えた際にも、参謀役の候補として伊東監督の名前が囁かれた。09~11年、真弓監督時代に在阪スポーツ紙の評論家を務め、阪神に精通している。4年前には元阪神のブラゼルを補強、今オフは同じく阪神出身の柴田をテスト入団させたのは、評論家時代にプレーを見ていたからです」(前出の関係者)

 09年オフには当時の横浜の監督候補に挙がり、12年には韓国リーグ斗山のコーチに就任。請われればチームを選ばないというタイプで、指導歴は国内外に及ぶ。

 一方、金本監督は昨年4位に終わりながら、就任2年目の今季は自らの意向で一軍の全コーチが続投となった。現在2位と好調を維持しているものの、最終的に2年連続Bクラスに終わるなど結果を残せなかった場合は、フロント主導によるコーチ人事が行われる可能性はある。昨季途中にもそうした動きがあったといわれているだけに、金本監督にとって伊東監督の去就は他人事ではない。

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