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香港で古代エジプト文明の企画展 6体のミイラ含む200点を展示

6/1(木) 13:04配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 メソポタミア、インダス、黄河と並ぶ4大文明の一つである「エジプト文明」を紹介する「永生傳説 ― 透視古埃及文明展覽(Eternal Life ? Exploring Ancient Egypt)」が6月2日、香港科学館(2 Science Museum Road, Tsim Sha Tsui East, Kowloon, Hong Kong、TEL 2732 3232 )で開催される。(香港経済新聞)

 ピラミッド、ツタンカーメンなどで有名なエジプト文明は紀元前3000年ごろに誕生し、紀元前332年にアレクサンドロス(アレキサンダー大王)に滅ぼされるまで約30もの王朝が興亡した。世界最長の川であるナイル川が毎年夏から初冬にかけて定期的に氾濫することで河川沿いは肥沃(ひよく)な土地になり、その結果、文明が栄えた。文字や青銅器を使用したことでも知られている。

 同企画展は大英博物館の協力を得て、おもちゃ、楽器、お守りなど約200点を展示する予定。3Dの立体映像を使って、よりリアルに、より分かりやすくする工夫も施すという。展示の目玉は、紀元前3000年から1800年ごろの6体のミイラ。

 「Canopic jars of Djedbastiufankh」は紀元前380年から343年ごろのもので、日本語では「カノプスつぼ」と呼ばれる。ミイラを作る際、心臓以外の重要な臓器と考えられていた肝臓、肺、胃、腸などを取り出して、それを保存するために作られたもので、山犬やハヤブサの形をしているのが特徴。「The inner coffin of Nestawedjat」は、紀元前700年から680年ごろの第25王朝時代のミイラ用のひつぎの内側に収められていた像のようなものが展示される。ほかにも紀元前1550年から1069年ごろのサンダルなども展示する。

 4日と21日は14~15時にツタンカーメンなどの秘密を紹介する映画「博物館之謎:埃及博物館(Museum Secrets: Egyptian Museum)」を、15~16時にエジプトの墓に埋葬されていた動物のミイラについての映画「動物木乃伊:埃及的黑暗秘密(Animal Mummies: Egypt's Dark Secret)」を上映する。映像を通してよりエジプト文化を知ってもらおうというコンセプトになっている。

 期間中、科学館内に作られた迷宮から道具などを使って脱出する子ども向けのアクティビティー「神宮迷陣(Puzzle of Egyptian Shrine)」も行う。平日は12時~18時、土、日曜は11時40分~19時に20分間隔でスタートする。定員は各回20人で、1時間前から受け付けを始める。

 開館時間は10時~19時(土曜、日曜は21時まで)。木曜休館。入場料は30香港ドル(水曜は10香港ドル)。10月18日まで。

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