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阪神がロッテに絶対負けられない理由

6/1(木) 16:38配信

東スポWeb

 セ・リーグ2位の阪神は31日のロッテ戦(ZOZOマリン)に5―0で快勝。交流戦2連勝で4カードぶりの勝ち越しを決め、貯金を10に戻した。先発の能見が8回途中無失点で今季2勝目。打線も2夜連続2桁安打の猛攻だ。

【ハイライト動画】能見が8回途中無失点の好投

 これで5月は15勝9敗となり、金本監督が月間ノルマとしている貯金3を倍も上回る貯金6。昨季3戦全敗のロッテに連勝したことについては「去年は去年。しっかりとした野球を続けていきたい」と話した指揮官だが、チームには今回、ロッテに絶対に負けられない理由があった。

 まずは万全とはいえない先発事情。「今のウチの先発ローテーションには大きな格差がある。計算できる秋山、能見、メッセンジャーの表ローテで落とすわけにはいかないんだ。ましてやパ・リーグ最下位の相手ならなおさら。裏ローテが頼りなさすぎるし…」(球団幹部)。次カードの2日からの日本ハム戦(甲子園)では、投げてみないと分からない岩貞、青柳、小野が先発予定で厳しい戦いを覚悟しているだけに、表ローテの今回は何としても、となっていた。

 さらに指揮官が提唱する今季のチームテーマが「苦手を絶対に作るな!」だけに、昨季全敗のロッテには借りを返さなければならないと皆、いつも以上に気合が入っていたという。「今年は苦手を克服することで自信をつけているしね」(チーム関係者)。今季は広島との開幕戦で昨季1勝3敗、防御率1・91に抑え込まれたジョンソンを粉砕。昨季7勝18敗とカモにされた広島には、5月6日に0―9から大逆転勝利を収めるなど、ここまで6勝3敗と圧倒。5月9日には、3試合連続完封と絶好調だった巨人・菅野の連続イニング無失点を止め、今季初黒星をつけるなど苦手、難敵を克服し、そのたびに勢いをつけてきた。それを今回のロッテ戦でも続けようと燃えていたのだ。

 昨季は7勝11敗と失速した鬼門の交流戦だが、もちろん、これだって…。今年の虎はここから再加速するつもりだ。

最終更新:6/1(木) 17:24
東スポWeb