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【巨人】13戦連続アーチなし、6連敗…「守り勝つ」より「打には打を」今はクルーズの長打力がほしい

6/1(木) 6:05配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天6―0巨人(31日・Koboパーク宮城)

 巨人が2戦連続で楽天に力負けし、昨年5月以来の6連敗を喫した。今季初勝利を目指した先発・吉川光が、3回に3失点し、5回にはペゲーロに右中間に場外弾を食らった。7回には桜井がウィーラーに特大2ランを被弾。相川を今季初の先発マスクで起用するなど攻撃的布陣で臨んだ打線も、楽天投手陣の前に散発5安打で今季5度目の零封負け。首位・広島と7・5ゲーム差に広がった。得点力アップのため、巨人がすべきことは何か? 巨人担当・水井キャップが見た―。

【写真】陽岱鋼は2軍戦でフル出場も3打数無安打

 終わってみれば、相手の破壊力だけが印象に残った。のびのびと振り回し、得点を重ねてきた。一方の巨人は、チーム状態の悪さだけが浮き彫りになった。2リーグ制後の球団ワースト記録を更新する13戦連続ホームランなし。6連敗で、5月は10勝14敗。月間4度目の完封負けに、由伸監督は「先に点を取れてないので、DHもあることだし、そういうことを少し考えたけどね」と、相川に今季初マスクをかぶらせるなど攻撃的なオーダーで臨んだが、不発だった。

 敗因? もちろん、3回先頭での山本の悪送球はいただけない。難しい体勢で捕球したわけでもなく、単なるキャッチボールのミスだ。吉川光には若手の失策をカバーしてもらいたいところだがこの回、3安打1四球3失点と崩れた。ただ、ここに責任を追及するのは、何か違う気がする。

 楽天との2試合を振り返ると、チーム打率2割8分3厘が示す通り、攻撃力がすごかった。この日はペゲーロに右中間席場外へ4点目を運ばれた。これが、2番打者だ。3番・ウィーラーには2戦3発。4番のアマダーも2安打と、自軍投手にとっては息をつく暇もない。逆に巨人は前記した通り、13試合も一発が出ていない。指揮官も「一番効果的なのは分かっているけど、まあ、言って打てるほど簡単なものではない。ホームランとは言わず、何とか打とうと思って、それぞれが練習していると思うけど」と言うにとどめた。

 初戦で菅野が5回10安打8失点と打ち込まれた。絶対的エースがそうなった以上、「守り勝とう」なんて言っていられない。もう、大胆に動くしかない。

 例えば、クルーズの昇格だ。現状、4つの外国人枠をマギー、マイコラス、マシソン、カミネロで埋めている。チームの絶対的な4人だが、ここは目をつむり、カミネロを10日間だけ登録抹消してはどうか。1軍に帯同させて休養させればいい。17試合連続無失点中のマシソンを期間限定クローザーに据え、抹消期間が終わる10日後には、カミネロとマシソンを入れ替えたっていい。今は、クルーズの長打力がほしい。

 2軍ではここまで、80打数25安打で打率3割1分3厘をマーク。8本塁打はイースタン・リーグのトップを走る。常にクルーズは「いつ上に呼ばれてもいいように準備するだけ」と必死だ。陽岱鋼も、早ければ6日の西武戦(メットライフ)での昇格が見込まれる。左手人さし指を骨折したギャレットも3軍復帰し、1日にはイースタンDeNA戦(横須賀)に出場予定。「打には打を」―。打ち勝つための苦肉の策だ。

 書いていて思う。“外野”の勝手な意見である。しかし、正直なところ、楽天の攻撃力には魅了された。巨人も全体を見渡せば、それに負けないメンツはそろっている。(水井 基博)

最終更新:6/7(水) 22:51
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