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星野源がギャラクシー賞贈賞式でニッポン放送にダメ出し、「逃げ恥」を祝福

6/1(木) 18:14配信

音楽ナタリー

星野源が本日6月1日に東京・セルリアンタワー東急ホテル ボールルームにて行われた「第54回ギャラクシー賞」贈賞式に登壇した。

【写真】橋本隆氏からトロフィーを受け取る星野源(右)。(他35枚)

「ギャラクシー賞」とはNPO放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために、1963年に創設した賞。テレビ、ラジオ、CM、報道活動の4部門があり、星野はニッポン放送のレギュラー番組「星野源のオールナイトニッポン」のパーソナリティとして「ラジオ部門 DJパーソナリティ賞」を受賞した。なお「オールナイトニッポン」のパーソナリティがこの賞を受賞するのは星野が初となる。

贈賞式で名前を呼ばれた星野は颯爽とステージに登場。ギャラクシー賞選奨事業委員会ラジオ部門委員長の橋本隆氏から盾とトロフィーを受け取ったあと、マイクへ向かい「どうも、こんにちは。星野源です。DJパーソナリティ賞、本当にうれしいです。僕は小学生の頃から家で深夜までAMを聴いていて、両親の仕事の手伝いとかで外へ出るときには車の中でいつもFMが流れていました。車の中では世界中の面白い音楽を聴いて、家の中では面白いおしゃべりをたくさん聴いていました。なので自分でラジオ番組をやれると聞いたときもうれしかったですし、こういう場に立てるということが何よりうれしいです。選んでいただいて本当にありがとうございます」と受賞についてコメントした。

続けて星野は「音楽家で、役者で、文章を書く仕事をやっていて、しゃべることが本業ではないんですけれども、毎週ニッポン放送まで行って何か特別なおしゃべりができるかと言ったら特に何もなく。ただリスナーから送られてくるメールとかハガキにゲラゲラ笑っているだけです。本当にメールやハガキが全部面白くてですね、ただただ楽しみに行っているような感じです。この場に立てて受賞できたのは、ラジオの前で聴いてくれたり、radikoでイヤフォンで聴いてくれたり、メールをくれたり、Twitterで実況してくれたりするリスナーのおかげだと思っています」とリスナーへの思いを述べる。さらに自分のアイデアを実現へ導いてくれるスタッフたちにも感謝の気持ちを伝えた。

本式典でMCを務めたRCCの横山雄二アナウンサーは「第52回ギャラクシー賞」の「ラジオ部門 DJパーソナリティ賞」の受賞者。彼は星野が「オールナイトニッポン」史上初めて「ラジオ部門 DJパーソナリティ賞」をもらったことを祝してニッポン放送から2万円分の商品券をもらったことについて触れ、「僕は2年前に同じ賞を受賞したときにRCCから10万円もらいましたよ」と自慢げに語る。すると星野は「ええ! ダメだぞ! ニッポン放送! もうちょっと欲しいですね……(笑)。比べるものではないかもしれないですけど、ちょっとこれはダメだ! ニッポン放送!」とニッポン放送にクレームを入れつつ、「いや、でもちょっと待って下さい。2万円でどれだけ素敵なビデオが買えると思ってるんですか? いい加減にしてください。金額じゃないですから」と悪ノリが過ぎる横山アナウンサーをたしなめた。

さらに横山アナウンサーは「ギャラクシー賞」受賞発表後の「星野源のオールナイトニッポン」で星野が「これがギャラクシー賞のしゃべりだ!」と話していたことについて言及。それについて星野は「アレは冗談ですよ(笑)。本当に面白くてくだらないメールがたくさん来て『どうだ! これがギャラクシー賞だ!』って言ったんです。まだ(radikoの)タイムフリーで聴けると思うので、ぜひ聴いてみてください。お前は何を言ってるんだと思うはずです。本当に面白いんですよ、僕の番組のリスナーは」と笑う。そして最後に星野は「ラジオは1対1な感じなんですよね。やってる人もすごい小さいブースの中でやっているし、ラジオはみんなで聴くっていうよりも1人で聴くことが多いじゃないですか。僕はラジオに本当に生活を支えてもらったし、もっと言うと思春期に命を救ってもらったと思っています。ラジオは命が救えて、人生が豊かになるメディアと思っているので、ちょっとでもこういうきっかけでラジオが盛り上がってもらえたらうれしい」と結んだ。

星野が出演したTBS「火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』」は、視聴者の投票で優秀なテレビ番組を選ぶ「マイベストTV賞」第11回グランプリを受賞。星野も再びステージに現れた。彼は「投票たくさんしていただいてありがとうございます。原作の海野(つなみ)先生、脚本を書いた野木(亜紀子)さん、そして何より主演の新垣結衣さん本当におめでとうございます。この作品に関われて本当に幸せです」と祝福の言葉を贈った。撮影時のエピソードを横山アナウンサーに尋ねられると、星野は「本当に素敵な現場でトラブルもなく、居心地のいい撮影現場でした。楽しかった思い出しかないですね」とコメント。「逃げ恥」続編の有無について話題がおよぶと、受賞者である「逃げ恥」の那須田淳プロデューサーは「僕の頭の中では妄想しております」と笑い、その様子を星野はニコニコしながら見ていた。

最終更新:6/1(木) 18:14
音楽ナタリー