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本田、意地でも海外!「未開の地がいい」J復帰ない

6/2(金) 5:03配信

スポーツ報知

 今季限りでイタリア1部リーグのACミランを退団するサッカー日本代表FW本田圭佑(30)が1日、千葉県内で日本代表の海外組合宿に合流した。来季の移籍先について、Jリーグ復帰を否定。「未開の地がいい」と日本人の誇りを持ち、海外で挑戦を続ける決意を示した。まだ興味深いオファーはなく、時間をかけて決断するという。日本代表は7日に親善試合・シリア戦(東京ス)、13日にロシアW杯アジア最終予選・イラク戦(イラン)を戦う。

 本田は慎重に言葉を選びながら、新天地のイメージを明かした。ACミランの関係者が神戸や鳥栖の名前を出し、Jリーグ復帰への可能性も指摘したが、海外で挑戦を続ける考えを固めていた。

 「日本という選択肢は考えていない。悪くとらないでください。日本には僕がいなくても、いっぱい頑張っている選手がいる。日本では、ちょっと窮屈でね。海外の2メートルの男とケンカしたいと思う日本人もいるわけです。日本人として、そういう所に行くヤツが何人かいないといけない」

 08年1月、オランダのVVVに移籍し、欧州でのキャリアをスタートさせた。10年1月にロシアのCSKAモスクワにステップアップ。14年1月にはACミランで10番を背負った。9年半、欧州でプレーし、強く感じた思いがある。

 「何度も許せないシーンがあった。サッカーだけでなく、いろんな生活をしている。その度に『日本人をなめるな』というところを伝えてきた。そういうものが僕は非常に大事。人生において、一番価値のある戦いやと思っている」

 今季、先発は2度だけで8試合で計220分の出場に終わった。日本代表でもFW久保にスタメンの座を奪われた。来年のロシアW杯を控え、立場は厳しい。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)も出場機会を増やすよう指示している。

 「試合に出ることを優先して移籍したことはない。自分が成長できる、刺激的な所に挑戦心をもって行っている。(日本人としてサッカーの)未開の地みたいな所がいいし、自分の知らないエリアに行くのも好き」

 1月に英プレミアリーグのハル・シティや米MLSのシアトルが獲得に動き、今夏も来季1部に昇格するスペインのレバンテ、中国の上海上港などの名前が浮上。「移籍が決まっていない時点で、自分が納得いくクラブからのオファーが来ていない。来る可能性? あるのかなと思っている。移籍先を全てテーブルに乗せて、のんびり選べれば」。移籍市場は大物選手から決まり、玉突きが起こる。本田は自身の立ち位置について「ビッグネームの次ぐらいやと思っている」と分析していた。(羽田 智之)

最終更新:6/2(金) 5:03
スポーツ報知