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金塊密輸…佐賀で10億円、愛知で1・3億円相当

6/2(金) 7:02配信

スポーツ報知

 “漁船”を使って佐賀県唐津市の港に金塊とみられる積み荷約206キロ(約10億円相当)を密輸したとして、第7管区海上保安本部(北九州市)は1日、関税法違反(無許可輸入)の疑いで、船長・斎藤靖昭容疑者(49)や中国人の男ら8人を逮捕した。認否は明らかにしていない。財務省によると、金塊と確認されれば、1回の押収量としては過去最多。

 逮捕容疑は5月31日に金塊とみられる重さ1キロの延べ棒206本を積んだ小型船を唐津市の名護屋港に入港させ、同日午後3時ごろ陸揚げした疑い。

 7管によると、小型船は漁船として登録後、抹消されていたという。沖合などで金塊を取引した可能性があるとみて、調べている。

 また愛知県警はこの日、約1億3000万円相当の金塊約30キロを服の下に隠して韓国から密輸したとして、岡崎市の韓国籍の主婦・李芳子容疑者(66)ら女5人を逮捕した。ほかにリーダー格の韓国籍の50代女が韓国に逃亡中で、県警は国際手配の手続きを進めている。

 逮捕容疑は昨年12月12日、金塊をタンクトップの内側に縫い付けたポケットに入れるなどして隠し、韓国・仁川空港から中部空港に密輸した疑い。5人は「韓国に行くついでに小遣いももらえ、アルバイト感覚だった」と供述しているという。

 日本では輸入の際に税関で8%の消費税が課税されるため、金を密輸して国内で売却すれば、消費税分が「もうけ」に上乗せされることになる。「金」相場の高騰とも相まって、消費税が増税された2014年ごろから密輸が急増する傾向にある。

最終更新:6/2(金) 7:02
スポーツ報知