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ロンドン福島庭園整備に尽力 マクローリン氏 初来県

6/1(木) 9:56配信

福島民報

 ロンドンの福島庭園整備に尽力した英国の元ホーランド・パーク園長、バリー・マクローリン氏(63)は31日来県し、福島県本宮市の英国庭園建設予定地や会津若松市の鶴ケ城公園、国指定名勝会津松平氏庭園「御薬園」を視察した。
 日本公園緑地協会の第25回佐藤国際交流賞を受けたマクローリン氏の記念講演会とシンポジウムが1日に福島市で開かれるのを前に、初めて県内を訪れた。
 英国のウィリアム王子が訪問した縁で英国庭園の建設が進む本宮市のプリンス・ウィリアムズ・パークでは高松義行市長が歓迎し、東京電力福島第一原発事故の後、子どもの健やかな成長を願い施設を整備したことを説明し、記念品を贈った。
 マクローリン氏は「とてもいい公園で、周囲にある子どものための施設も魅力的だ。ウィリアム王子も喜ぶだろう」と期待した。
 鶴ケ城公園や御薬園では英国と比較しながら本県を代表する名城、名園の歴史と伝統に触れた。英国生まれの秩父宮妃勢津子さまにゆかりの御薬園では、園内に咲いているバラ「プリンセス・チチブ」をめで、日英の強い絆を確かめた。
 ホノルル県人会理事の森口マリアンさんが通訳を務めた。
 福島庭園は福島民報社の復興大使派遣をきっかけに開園した。

■1日、福島で講演会

 バリー・マクローリン氏の講演会とシンポジウムは、1日午後1時半から福島市のこむこむで開かれる。日本公園緑地協会と福島民報社の主催で、「海外の日本庭園を学び・考える」がテーマ。マクローリン氏は「日本庭園を通じた文化交流-ロンドンに開園した福島庭園-」と題し講演する。
 講演会とシンポジウムは無料で誰でも参加できる。問い合わせは福島民報社企画推進部 電話024(531)4161へ。

福島民報社

最終更新:6/1(木) 10:39
福島民報