ここから本文です

50代の専業主婦や主夫が投資に悩んでいるのはなぜ?

6/1(木) 21:20配信

投信1

フィデリティ退職・投資教育研究所では、2016年7月に第3号被保険者1万1952人に老後資産準備と投資に関するアンケート調査を行いました。そのなかから「投資に悩める50代主婦・主夫」の姿をご紹介します。

50代専業主婦または主夫の4人に1人が資産運用

20-59歳の第3号被保険者、いわゆる専業主婦または主夫の皆さんのうち15.2%、1817人が「自身で投資を行っている」と回答しています。このうち50代に限ってみるとこの比率は実に22.1%に達します。

特に50代後半の人だけみると24.9%と4人に1人が投資を行っている状況です。非常に多くの50代の方が投資を体験されているのですが、必ずしもその成果に満足しているわけではないようです。

投資を行った50代の方の投資目的は、その6割が「老後の生活資金」と回答しており、20-30代の方の2倍程度に増えています。子どもの教育資金需要は峠を越え、配偶者の退職年齢が近づいてくることで自身もその準備のために資産形成をしておく必要をひしひしと感じているのでしょう。

あまり成果が上がっていない様子

しかし、投資という言葉に対するイメージは、実際に投資をしているにもかかわらず、あまりポジティブではありませんでした。

投資のイメージを「前向き」「楽しい」「儲け」「明るい」「リスク」「ギャンブル」「損失」「怖い」の8つのなかから選んでいただくと、前者4つのポジティブなイメージの合計比率は29.5%と、20代の55.8%、30代の43.7%、40代の41.3%と比べ非常に低いことがわかります。これは投資成果がなかなか上がっていないことを示しているようです。

本来、より良い投資成果を求める際に専門家のアドバイスが参考になるのですが、50代の6割強は相談相手がなく、「自分たちだけ」で対応するか「夫婦以外の家族」「知人・友人」に相談するにとどまっています。

ファイナンシャル・プランナー(FP)など専門家に相談している人の「投資のイメージ」は37.5%がポジティブでしたから、身内しか相談相手がいないことが投資成果につながらない理由かも知れません。

1/2ページ

最終更新:6/1(木) 21:20
投信1