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【6月株式相場】高値警戒ゾーンの銘柄も。乱高下には要注意

6/1(木) 10:30配信

投信1

この記事の読みどころ

 ・ 5月の日本株式相場は、4月終盤からの上昇トレンドを維持しましたが、20,000円の大台突破は成りませんでした。
 ・ 5月終盤は模様眺めムードが一気に強まり、厳しい閑散相場が続きました。
 ・ 6月は日米の金融政策に注目が集まりそうです。相場の方向感が見えにくい中ですが、高値警戒ゾーンに入った内需関連銘柄には注意が必要と言えましょう。

先月(2017年5月)の株式相場の振り返り

 上昇トレンドを維持するものの、20,000円の厚い壁に跳ね返される

5月の日本株式市場は、年初来高値を付ける上昇局面が見られたものの、後半は上値が重い展開が続きました。また、月中の値幅(高値と安値の差)は853円に止まり、やや動きが鈍かったことが伺えます。

4月の最終週に急反発し始めた日経平均株価は、大型連休(GW)中に行われたフランス大統領選挙の結果などを受け、GW明けから再び上昇し始めました。16日の取引時間中には、20,000円の大台まであと1円50銭に迫る高値(19,998円)を付けましたが、大台超えは成りませんでした。

また、中旬以降は北朝鮮問題の深刻化や米国トランプ政権のロシア疑惑報道などにより、20,000円が徐々に遠ざかったまま今日に至っています。

 5月終盤は厳しい閑散相場に

特に、目新しい材料が乏しかった終盤以降は閑散相場が続いており、29日の出来高は13億株を割り込む今年最低を記録しました。また、売買代金も2兆円を下回る日が続出する状況にあります。

こうした薄商いは、粗い値動きを誘発しやすくなると同時に、今後の価格形成にも影響が残るパターンが多くなります。6月の株式相場も引き続き乱高下に注意が必要となるでしょう。

なお、日経平均株価を振り返ると、2017年4月末の株価(終値、19,196円)との比較では、5月末終値(19,650円)は+2.4%上昇となりました。また、5月高値は同+4.2%上昇、5月安値は同▲0.3%下落でした。さらに、2016年12月末との比較では、5月終値は+2.8%上昇となっています。

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最終更新:6/3(土) 9:05
投信1