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「思春期うつ」に不満 父が審議会長と面談/青森浪岡中2自殺

6/1(木) 11:28配信

デーリー東北新聞社

 昨年8月、青森市立浪岡中2年の葛西りまさん=当時(13)=がいじめを訴えて自殺した問題で、りまさんの父剛さん(39)は31日、市いじめ防止対策審議会の櫛引素夫会長(青森大教授)と青森市浪岡で面談した。剛さんは、審議会がりまさんを「思春期うつ」と認定した根拠について「(櫛引会長から)一つもなかった」とあらためて不満を示した。

 遺族側は認定根拠を示すよう、審議会に再三求めていた。審議会は同日で2年間の任期が切れるが、市教委は委員全員を入れ替える方針。審議会が9カ月間にわたって調査、協議を重ねてまとめた報告書原案をその後、どう扱うかは定まっていない。

 面談後の記者会見で櫛引会長は、剛さんに対し(1)9カ月にわたった審議会の調査協力の感謝(2)委員交代などを求め遺族側が提出した要望書への回答―などを説明したと報告。また、「第三者としての立場と、遺族に寄り添う気持ちとの(折り合いに)難しさがあった」とも話した。

 一方、剛さんは取材に、「(新たな審議会委員は)人選だけでも遺族の希望を採用してほしい」と述べた。

デーリー東北新聞社