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鵜殿石仏群だけじゃない!唐津・相知に仏巡りフットパスコース完成 佐賀

6/1(木) 10:11配信

佐賀新聞

相知町民「まち歩き楽しんで」

 唐津市相知町で仏巡りのフットパスコースができた。道しるべや案内板が各地に設置され、マップも完成。60数体の仏様が岩肌に彫り込まれた「鵜殿(うどの)石仏群」は平日も人が訪れるが、関係者は「相知は鵜殿石仏群だけじゃない。癒やしや御利益を求め、まち歩きを楽しんで」と呼び掛けている。11日に初イベントを企画している。

 歩行者用の小道を意味するフットパスは、健康志向のウオーキングと違い、その地域にある歴史や文化を感じながら歩くことをいう。相知町には県指定史跡・鵜殿石仏群をはじめ、平安時代から安土桃山時代にかけて活躍した武士団「松浦党」が精神的な支えとした神社仏閣、仏像が集中して残っている。これらを結び、「松浦党が愛した仏巡りコース」をつくった。

 相知天徳の丘運動公園が発着点。すぐそばの鵜殿石仏群を通って相知町中心部の宿通り、旧佐賀街道、江戸時代にこの橋で願い事をすればかなうと信じられていた出逢(であい)橋、鵜殿石仏群よりも古い磨崖仏「立石(たついし)観音」などに立ち寄る。3時間程度で回れるが、弘法寺で写経(千円、要予約)、妙音寺で座禅(要予約)の体験が可能で、半日ほどかけてゆっくり回ることもできる。二つの寺では御朱印もいただける。

 町民たちでつくる実行委員会が市の「市民協働のまちづくり交付金」を活用して準備を進めてきた。秀嶋通友会長(77)は「観光客は鵜殿石仏群を見たらすぐに帰られる。コース途中で食事をしてもらったり、ゴール地点の『天徳の湯』で汗を流してもらえれば」と話している。

 それぞれの御利益などを記したマップは、同運動公園事務所のほか、唐津市相知市民センターやJR相知駅などに置いている。

 11日のイベントは参加費1人千円で弁当、温泉入浴券、お菓子付き。先着100人限定で、普段公開していない熊野神社のこま犬などが見られる。問い合わせは同相知市民センター総務教育課、電話0955(53)7127。

最終更新:6/1(木) 10:11
佐賀新聞