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車道に認知症女性…行楽に出掛けていた県職員が保護 栃木県警が表彰

6/1(木) 10:30配信

埼玉新聞

 深夜に1人で車道にいた認知症の女性を保護したとして、埼玉県の田園都市づくり課職員で熊谷市に派遣されている小暮範光さん(45)=上里町=が、栃木県警佐野署から感謝状を贈られた。
 
 小暮さんは休日だった5月3日、渓流釣りを楽しもうと車で栃木県鹿沼市に向かった。同県佐野市山菅町を走っていた午前3時35分ごろ、車道にたたずんでいる女性(84)を発見。「事故に遭ったら大変」と思い、路肩に車を止め女性に声を掛けた。
 
 パジャマ姿で靴も履いていなかった女性は認知症だった。小暮さんは「自宅まで送りますよ」と伝えたが、女性は自分の名前も住所も分からない様子だったことから、110番。女性を車に乗せ、自らは外で警察が来るのを待っていた。
 
 この日は結局、渓流釣りに間に合わなかったが、小暮さんは「人として当たり前のことをしただけです」。その後、女性には会っていないが「『気を付けてね。健康で長生きしてね』と伝えたい」と話した。

最終更新:6/1(木) 10:30
埼玉新聞