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アルミ圧延品の店売り市況、7月から10円上伸

6/1(木) 6:04配信

鉄鋼新聞

 アルミ圧延品の店売り市況が7月から1キロ当たり10円上昇する。アルミ圧延品の流通価格の指標となる大口ヒモ付きアルミ地金の7~9月積み価格が、直前4半期に比べて10円上昇したことが要因。店売り市況は4~6月期にすでに40円上昇しており、2四半期連続の上伸となる。

 アルミ圧延品の店売り価格は、LME(ロンドン金属取引所)相場に連動した毎月の国内アルミ地金価格の前3カ月平均値が基準となり、この価格に圧延メーカーのロールマージン(加工賃)などが加わる。7~9月積み価格は3~5月の3カ月間の平均値に船賃など10円を加算した価格(四捨五入)となる。
 3~5月までのアルミ地金の国内市況を振り返ると、3月はじめに270円台後半を付ける場面もあったが、為替の円高などもあり一時260円まで軟化。その後は安定して270円台をつけており、3カ月間の期間で見ると260~280円のレンジで安定して推移した。
 7月から市況が10円上昇することが決まったが、市中の扱い筋からは「10円程度では先高を見込んだ駆け込み需要は発生しないだろう」と冷静に見ている。また「仮に駆け込み受注が出てきたとしても特にアルミ板はタイト感が強く、圧延メーカーも対応できない」(問屋筋)ようだ。

最終更新:6/1(木) 6:04
鉄鋼新聞

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