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支笏湖でヒメマス釣り解禁 初日の釣果0~10匹

6/1(木) 16:24配信

苫小牧民報

 「チップ」の愛称で親しまれるヒメマス釣りが1日、千歳市の支笏湖で解禁された。待ちわびていた釣り愛好家が早朝からボートを出し、大物を狙い釣り糸を垂らした。初日は人によって0~10匹程度の釣果。関係者が「これまでにない大きさ」と評した42センチ程度の大物を釣り上げた人もいた。関係者は今後の豊漁を期待している。

 初日はあいにくの霧で見通しが悪い天候。釣り人たちはものともせずに、解禁時間後の午前3時すぎから釣り糸を垂らし始めた。釣りに関する諸規則が適正に守られているかを湖上などで巡視する、支笏湖ヒメマス釣魚対策協議会によると、午前5時半までの出船数は昨年の初日より9隻少ない167隻。水温は9・8度とほぼ平年並みだ。

 どの釣り人も釣果は芳しくない様子。札幌から訪れた自営業の次田憲史さん(61)は20年以上、毎年時期到来で支笏湖でヒメマス釣りに臨む。今季は18センチほどのヒメマスを10匹ほど釣った。「塩焼きサイズですね。大きな魚が釣れたら、刺し身にして食べたい」と、引き続き大物を狙っていた。

 支笏湖観光センターの小林典幸さん(48)は「体長42センチ、重さ700グラムほどの魚も釣れ、これまでにない大きさだった」。同様のサイズのヒメマスは、複数釣れたという。一方で型の小さな魚もおり「水温の上昇とともに釣りやすくなるのではないか」と予想する。

 昨年の解禁期間(6~8月)の釣果は、前年同期比47・4%減の4万432匹とほぼ半減した。5年魚が8割を占めたのが大きな特徴だった。ヒメマス料理を提供する地元商店や温泉施設関係者は今後の釣果に期待を懸ける。支笏湖漁協の福士國治組合長も「初日の釣果は振るわなかったが、今後は釣れることを期待したい」と豊漁を願った。

 解禁区域は幌美内、美笛、モラップの3カ所。遊漁は支笏湖漁協などで販売する遊漁証(券)が必要になる。

最終更新:6/1(木) 16:24
苫小牧民報