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ちふれ化粧品「女磨き」広告削除…批判が集まったワケ

6/1(木) 6:30配信

ホウドウキョク

ちふれ化粧品が23日にヤフージャパンに掲載した広告企画に批判が集まりました。

「時短美容で女磨きを始めましょう」「仕事、家事、育児…。いつの間にか『女磨き』をおろそかにしていませんか?時短美容を活用すれば、忙しい日常と女磨きはちゃんと両立できるんです」という謳い文句で、「女磨きレベル」診断で自分の状態を客観的にチェックしてみようとの企画でしたが、26日、ちふれ化粧品は「多くの方に不快な思いをさせた」として謝罪し、広告を削除しました。

ちふれ「お詫びとご報告」文書を見る

ブランドイメージとの違いに反発

ちふれは、1947年に誕生した化粧品メーカーで「高品質・適正価格」を掲げ、手頃な価格で大手スーパーなどで手に入れられる化粧品として支持を集めています。そんなちふれに対し、この広告の掲載直後からネット上には批判の声があがりました。

「女性は女磨きをしなくちゃいけないの?女磨きができないのは怠慢なの?」
「ええー…ちふれって、そういうブランドじゃないと思ってた…こういう、他の女性向け商品がやりがちな『女追い詰め商法』って、本来のちふれの理念からかけ離れたものなんじゃないの…?」
「仕事家事育児でへとへとな女性はどう感じるでしょうか。ちふれにはそんなことを言って欲しくなかった。悔しいのです。」
「ブランドイメージを大事にしてほしかった」

石井克昌(法廷画家)
総攻撃ですね。女性がちょっと意識しすぎじゃないですかね。適当に流しちゃっていいんじゃないですかね。

森翔太(映像作家)
こういうの定期的にあったりしますが、今回はこの化粧品を使ってる層がちょっと怒ったというか。

速水健朗
自分たちが知ってるちふれのブランドとは違うことをやった。そこに対しての怒りだとするとまあちょっとわかるかな。久下さんは使ってますか?

久下真以子アナ
マニキュアとかアイブローとかは安いから買ったりしますけど、ちふれ化粧品はドラッグストアとかスーパーとかに置いてあるようなお手頃なものというイメージ。

速水
化粧品ってお金かける人はかけるんですけど、そういう人たちは買わないブランドなんですよね。むしろ安くて、もともとちふれって「全国地域婦人団体連絡協議会(全地婦連)」というお堅い名前が由来。「そういうブランドが、急に『女磨き』とか言うのは違くないですか」というような、ブランドイメージを損ねる広告だった。


アメリカのミュージシャンのボブ・ディランが、最初はフォークやってたんですよ。でもエレキギターをライブで使ったらめっちゃブーイングされたんですよ、裏切ったみたいなことを言われたりして…いいたとえじゃなかったかな(笑)

速水
いいんじゃないですか。フォークって資本主義とかに対抗するもので、それをロックみたいな商業主義に走りやがってみたいなことで批判されたのと一緒かもしれない。


以前「UNAKO」(鹿児島県志布志市のPR動画)が、うなぎを少女に擬人化して男性が飼育するという内容で批判されたことがあったんですけど、あれを少し想起させる。

速水
碧志摩メグ(三重県志摩市の観光PRキャラクター)とかも、地域おこしでキャラクターを作る中で萌えキャラにしたら批判されて、炎上しやすいからやめましょうみたいなことになった。学ばなきゃいけない部分と、表現に対して尻込みする状況のちょうど中間に置かれているような問題が多い気がする。

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