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測位衛星みちびき打ち上げ カウントダウンに児童参加

6/1(木) 16:10配信

両丹日日新聞

 日本のほぼ真上(準天頂)を通る軌道で周回する国産の測位衛星「みちびき2号機」を載せたH-IIAロケットが1日午前9時17分46秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。内閣府が企画した「みんなのカウントダウン」に参加した京都府福知山市池部の庵我小学校(今村大輔校長)の6年生18人も、インターネットを通じたライブ中継を見守り、打ち上げ成功を祝った。

 児童たちは図書室に集まり、午前9時ごろから、スクリーンに映し出されるH-IIAロケットのライブ映像を食い入るように見つめた。

 発射300秒前からは全国とオーストラリアの60カ所近くの科学館、小学校などの約1700人が参加し、事前に収録された「みんなでカウントダウン」の映像が中継画像の右下に映され、同校児童は「145」のカウントで「とびたてみちびき!」と記したボードを手に登場した。

 最後の全員での10秒間の秒読みが終わると、ロケットはみんなの期待に応えてすさまじい白煙を上げて無事に飛び立ち、拍手と歓声がわき起こった。

 みちびき2号機は、約30分後に高度275キロ付近で、ロケットから切り離され軌道に乗った。

 年内に4号機までが打ち上げられ、18年度からは4機体制で本格運用を始める計画。従来の米国のGPS(全地球測位システム)を補完し、誤差が現在の約10メートルから数センチ程度と縮まり、高精度な位置情報が発信できることが期待されている。

 吉見広聖君は「衛星が打ち上げられる様子は初めて見ました。とても迫力がありました」と感激し、「カウントダウン企画に参加でき、いい思い出ができました」と話した。

 打ち上げの実況中継の映像は、猪崎・三段池公園内の市児童科学館(辻本勝館長)のプラネタリウムでも流され、市民らが訪れて視聴した。

両丹日日新聞社

最終更新:6/1(木) 16:10
両丹日日新聞

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