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東北や熊本の被災地に編み物寄贈を継続 広島・福山の手芸愛好者グループ

6/1(木) 18:49配信

山陽新聞デジタル

 広島県福山市の手芸愛好者グループ「コミュニティー広場 愛LOVEふくやま」が、東日本大震災や熊本地震の被災地などに編み物を送り続けている。メンバーは「被災地への関心も薄くなっていると感じるが、震災から何年たっても活動をやめることなく継続していきたい」と今後も心を寄せていく。

 同グループは2011年10月、東日本大震災の発生直後から被災地復興支援への思いを抱いていた桑田恵子代表(66)=同市=らで発足。現在、福山、倉敷市の40~70代6人で活動している。

 宮城県岩沼市には年1、2回、防寒用の手袋や仮設住宅で役立つ座布団などを福山市社会福祉協議会を通じて届けてきた。その数はこれまで計約430点に上る。熊本地震後の昨年12月には、現地の腎臓病患者団体に帽子やセーターなど32点を寄贈した。ほかに福山市民病院に入院がん患者に寄付したこともある。

 メンバーは毎月第2、3、4金曜の午後1時から福山すこやかセンター(三吉町南)で3時間程度作業。道具は持参し、毛糸は千円の月会費や毎年10月に市社協が開く「ふれあい福祉まつり」での作品販売による収益などで購入している。

 12日にも5人が集まり和やかな雰囲気の中、作品完成へ向け丁寧に編み込んでいった。

 腎不全のため30年以上透析治療を続けている桑田代表は「体力的になかなか現地に行くことはできないが、遠く離れた福山からでも支援する方法はある。編み物が好きな人にはぜひ入ってほしい」と話している。