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鉄鉱石の7~9月積み価格、2四半期ぶり下落・14%安

6/1(木) 6:04配信

鉄鋼新聞

 鉄鉱石の7~9月積み価格が31日までに固まった。新価格は4~6月積みに比べ14%安の1トン当たり66・8ドル(鉄分62%粉鉱、本船渡し価格)。指標となる中国向けスポット価格の軟化を反映させたもので、2四半期ぶりの下落。

 中国向けスポット価格は4月以降、軟調に推移。これを受けて3~5月の平均価格が一段安となった。高炉メーカー各社は粉鉱石の基準価格が固まったのを受けて、今後、塊鉱石や鉄鉱石ペレットの交渉に入る。
 中国向けスポット価格は足元で1トン当たり50ドル台で推移。鉄鉱石の需給は緩和気味で、中国の港頭在庫もここ数カ月増加傾向をたどっている。このため市場では先行きも軟調に推移するとの見方が大勢。ただ、中国国内の鋼材価格の動向によっては鉄鉱石価格が反発する可能性もある。
 鉄鋼原料では、鉄鉱石価格が7~9月積みまで決まった一方で、原料炭(強粘結炭=コークス主原料)は4~6月積みの交渉が未決着。原料炭のスポット価格は、豪州のサイクロンの影響が収束したことで、足元では1トン当たり153ドル程度ま下落。1~3月積みの285ドルに対し大幅修正の可能性が濃厚。ただ、サプライヤー側は交渉で4月の価格高騰を反映させるよう求めており、高炉メーカーとの溝は埋まっていない。

最終更新:6/1(木) 6:04
鉄鋼新聞

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